アポカリプト

2014年7月12日 映画
「アポカリプト 」
有名な俳優さんが出演していなかった事もあり、存分に世界に浸る事ができました。
残虐シーンもドキドキしました。

よく一緒にジェットコースターに乗ると恋のドキドキと勘違いして好きになると言いますが、こういうドキドキじゃダメなんでしょうか?
「首チョンパ映画が好きなんじゃないの。たまたま好きになったの映画が首チョンパなだけ。」と恥ずかしそうに女性からDVDをプレゼントして、一緒に鑑賞するとドキドキが共有できて恋心が深まるか、もしくは溝が深まる事になると思います。笑
恋愛大博打!

映画の感想は、持久力の大切さがわかりました。
メル•ギブソン監督、ワイルドな時間をありがとうございます。
ウソから始まる恋と仕事の成功術
世の中ウソつきが多いですね。
こうなったらウソつきは泥棒の始まりではなく、ウソつきは泥棒にしてしまえばいいんです。
というのも、防犯カラーボールというのを一度でいいから泥棒に投げつけてみたいんです。小学生の頃、昼店などで「鬼の的当て」がありました。お腹に当てると鬼が金棒を振り上げてくれるゲームです。今まで投げ続けてきたのは練習であり、防犯ボールこそが本番だと思っています。
今まで鬼のお腹に命中させてきましたが、どんな時も鬼は止まってくれていました。これがもし動きの早い泥棒とあればボールを当てるという行動は格段に敷居が高くなってしまいます。泥棒が逃げてくれればまだ良いですが、泥棒が刃物など持ってこちらに向かってきたらどうしましょう。私は、防犯ボールを持ったまま逃げねばなりません。こういった事から、まずはボールを持って走る練習からはじめなければいけない事がわかりました。走らなければいけないと思うと急に防犯ボールが投げたくなくなりました。ウソつき=泥棒という定義をなくせば、防犯ボールを頻繁に投げるチャンスは失われるものの、刃物を持った泥棒に追いかけらる機会が格段に減るという事に気がつき、やっぱりウソつきは泥棒という極端な意見は間違えである事にたった今気がついた次第です。

...すいません色々ウソをついてました。
鬼の的当てで命中させてきたと書きましたが、本当はたまにしか当たりませんでした。カッコつけました。
私こそが泥棒です。防犯カラーボールを自らの手で握りつぶしたい。
あぁ、やっぱりウソです。

前フリが長くなってしまいましたが、ウソが一切ない世界のお話です。
「ウソから始まる恋と仕事の成功術 」
ウソがない世界なのでフィクションやお世辞、社交辞令も全くありません。
「あ〜 いけない。終電逃しちゃったね。」的な事もありませんから、駆け引きもなし。「君と寝たい。」「あなたはタイプじゃないしブサイクだから寝たくない。」と恋愛のごにょごにょ面倒臭い事も一切ありません。笑
映画の中でコーラのCMも登場しますが、ウソがない世界なので「砂糖がたくさん入った水。体には良くなく肥満の原因にもなりますが、有名だから買って下さい。今回は子ども受けを狙ってシロクマの柄を缶にいれました。」とか。
このウソのない世界で、仕事もできず、お金もなく太めでモテない中年サラリーマンがある日「ウソ」を発明するんです。
「ウソ」という言葉もないし概念もない世界なので、彼の言うウソは全て真実だと周りは受け止めます。
はじめは自分の欲の為にウソをつきますが、死にそうな母の為に死後は素晴らしい世界が待っているなどと、慰めの嘘をついたりして周りが喜ぶようになるんです。そこから宗教的な出来事が始まったりとスケールが大きくなっていきます。
自分を守るウソ。人を慰めるウソ。儲ける為のウソ。人を喜ばせるウソ。人を傷つけてしまうウソ。
「ウソ」について考えるなかなか深いコメディでした。

ロブ•ロウの嫌味な上司役はハマりすぎてました。

ジェーン・エア

2014年7月11日 映画
完全にマイケル•ファスベンダー目当てで観ました。
「ジェーン・エア 」
原作は古典文学の名作という事ですが、お恥ずかしながら未読です。
映画化やミュージカル、舞台化されているそうなんですが、この映画が私にとって初めての「ジェーン•エア」です。
日本では、松たか子さんが舞台でジェーン•エアを演じられていたようです。

子供の頃から虐待されて育ち、なんとか自立して生活してきたジェーン。(ミア•ワシコウスカ)
家庭教師をすることになったお屋敷の主人(マイケル•ファスベンダー)に出逢ってしまいます。

あぁ、気高く威厳があり紳士的なマイケル•ファスベンダー。
なんと素敵なんでしょうか。
抜けるような白い肌のジェーン役のミア•ワシコウスカにもうっとりです。
この恋愛のはじまりが、なかなかのツンデレなのもたまりません。
口ではけっこうですといいつつ、ジェーンが彼を好きになっているの丸バレなんです。初々しい。
冷凍の魚で頭を殴ったりするような映画ばかり観ていたので(感想はまた後日)心が浄化されました。笑

不朽の名作といわれる本の方も読んでみたいです。
「さんぱつやきょうこさん」
独特のタッチがくせになる長谷川義史さんの32コマ漫画本です。
長谷川義史さんがイラストを担当されている絵本なんかは、ちょこちょこ読ませてもらっておりますが漫画は初めてです。

えっ?ひょっとして私がコマを読む順番間違えている?って思ってしまうくらいシュールでした。笑

中でも一番好きだったのは、泣きながら犬の散歩をしている男の子のお話です。
どうして泣いているの?と聞くと、犬はひと前で堂々とう◯こをする。
トイレでコソコソう◯こをする自分の恥ずかしさに気がつき涙を流していたんです。
お風呂から出るとタオルを使ってしまう自分、いっぽう犬はブルブルするだけ。
犬はワンとしか言わず、ごちゃごちゃ言わない。
あぁ、なんと犬はエライのか!
そんな犬のエラさに気がつく話。笑

独特のお話が、独特のタッチで描かれています。
寝入った赤ちゃんに、そっとガーゼのお布団をかけるかのような優しさに癒されました。笑

鰐 ーワニー

2014年7月10日 映画
鰐 ーワニー
鰐 ーワニー
またまた観ましたキム・ギドク監督作品。
「鰐」  ワニ
キム・ギドク監督の処女作品という事です。
主演が「悪い男」のチョ・ジェヒョン。
ギドクファミリーなんですね。

高架下の川辺に住むホームレスの男のあだ名がワニ(チョ・ジェヒョン)。やっぱりこの作品でも悪い男です。そしてやっぱり血だらけです。
博打と暴力に明け暮れる日々。
ある日、橋から女性が河へ落ちてきます。
彼女は好きな男性の罠にはめられて自殺しようと身を投げたのですが、ワニに助けられます。
が・・・しかし・・・。
この女性なかなかの美人だった為に、ワニが女性に性的暴力をに振るう事になります。ワニの慰み者となってしまう女性。

ワニさんなかなかの男前ですし、女性を死の直前から救った訳です!
女性には窮地から救ってくれた男性を好きになるというDNAを持ち合わせているというのに、女性から好いてくれるのを少し待てばいいのになぁ・・もったいない!って思ったのですが、愛も受けず、愛も知らずに育ったワニさんです。人の愛し方もわかりません。THE不器用爆発。笑

人の愛し方をわかるような器用な人間がキム・ギドク監督作品の主人公な訳ないですよね。笑
処女作からこういうタッチだったんだと関心しました。

どう控えめに見ても汚すぎる河なんですが、水中でのシーンはファンタジックなくらい美しい。
ワニの心にはじめて芽生えた気持ちと、今までの荒んだ生活の対比のようで面白かったです。
擦れ違いの純情映画。

人にオススメするかと言われると、全くオススメしませんが監督の処女作が観れて満足です。
まだキム・ギドク監督作品は半分くらいしか観れていませんが観た中では一貫して「人を愛する事」がテーマのようですね。世界観が凄い。まだまだ観たいです!
スパルター!
我らがレオニダス王のジェラルド•バトラーとジェニファー•アニストンが主演。
「バウンティー・ハンター 」
元夫婦のお話です。
賞金稼ぎの夫が妻を追いかけるお話。
仲悪そうで実は、いちゃいちゃしているようにしか見えないという典型的なカップルものです。
パッケージを見れば内容が全てわかってしまいそうな、ひねりなきストーリーで少し退屈でしたが、ジェニファー•アニストンはすこぶる綺麗でした。
意地悪夫役という事もあり、ジェラルド•バトラーはレオニダス役の方が300倍かっこ良く見えました。
ザック•スタイダー監督の技術力と1日4時間の筋トレを3ヶ月の威力の凄さ思い知りました。笑
スパルターー‼︎

ラブボール

2014年7月8日 読書
勝手な想像で文章とかネタは竹若さんかと思っていました。
バッファロー吾郎•木村さんの処女小説。
「ラブボール」 木村明浩
木村さんといえば藤子不二雄先生に憧れて、バッファロー吾郎Aに改名されたんでしたよね。竹若さんは、そのままですが。笑

超青春小説でした。
ラブボールとは何?なんだかちょっといやらしい想像をしてしまいました。笑
ラブボールとはラグビーに似た架空の小説の中でのスポーツなんですけれど、このラブボールを巡って、はちきれんばかりの青春劇が繰り広げられます。
小ネタがたくさんちりばめられています。
「CR華原朋美とみなしごハッチ」とか...。あぁ、知らない自分がなんだか悔しいなぁって思ったり。笑
思春期の女の子は男でコロコロ変わる。
彼氏がヤンキーならいきなり髪を茶髪にして派手な大きめのトレーナーを着るし、今まで野球なんてまったく興味のなかった女の子が、好きな男がプロ野球好きというだけですぐに男の応援するチームの控えのキャッチャーの名前と背番号まで覚える。
女はそういうバカな生き物だ。

女は男でコロコロ変わるバカな生き物だ。
だが男はそれ以上に愚かだ。そう思った。
(本文より)
やるせなさであったり、時に自虐的であったり、若さゆえの底知れぬパワーが溢れたり、青春あるあるの詰まった愛ある一冊でした。

大胆力

2014年7月7日 日常
大胆力
大胆力
今日は七夕ですね。

人のお願い事を見て回るのが好きです。
写真は見た中で最も大胆だったお願い事です。(写真1)力強い‼︎

イチャイチャしすぎて年に一回しか会えなくなった遠距離恋愛の織姫と彦星ですが、今夜は会えるでしょうか?
遠距離恋愛大先輩の織姫と彦星ですが、私の好きな遠距離恋愛カップルはこちら。(写真2)
あまり映画的には一般評価は高くありませんが、「遠距離恋愛」という映画の2人(ドリュー•バリモアとジャスティン•ロング)の掛け合いが大好きです。

この時期に聞きたくなる曲です。
☆ホフディラン 「遠距離恋愛は続く」
http://www.youtube.com/watch?v=WQh4QeDjfLM

織姫♡彦星
朝顔•アサガオ•あさがお
この夏一番の朝顔が咲きました。

朝顔、アサガオ、あさがお
漢字、カタカナ、ひらがな

文章にする時にできる事ならば、自分が一番美しいと思えるものをチョイスしたいのですが、アサガオに関しては、ズバ抜けてこれが好きというものがありません。

☆朝顔(漢字)なんだが洗顔の光景が目に浮かびます。
☆アサガオ (カタカナ)丸みがあるかわいい花なのに、カタカナにするとトゲトゲしく感じます。
☆あさがお(ひらがな)もったりしていてモテなさそうです。

と、勝手に完全な私のイメージです。
花言葉は「はかない恋」「愛情」だそうです。
ちなみにマイ花言葉は「迷い」と「戸惑い」です。笑
ビフォアシリーズついに最終章。
「ビフォア•ミッドナイト」

ビフォアシリーズをご存知でしょうか?
旅先で一目で恋に落ちてしまうんですが遠距離すぎて別れる事になります。数年後会う約束をしてさようなら。それが第一章 「ビフォア•サンライズ」

9年後

彼が作家になり、会えなかった彼女の事を本に書いてヒット。彼女が彼のサイン会に現れて、またまた火がつきますが彼はすでに妻子持ち。それが第二章「ビフォア•サンセット」

9年後

彼と彼女は、ごにょごにょあって結婚して、かわいい双子が生まれています。それが最終章「ビフォア•ミッドナイト」

この映画のすごい所は、同じ役者さんが9年ごとに演じているんです。
主人公はイーサン•ホークとジュリー・デルピー。
「サンライズ」の頃のイーサン•ホークは、アイドルのような人気がありました。
ジュリー・デルピーはボッティチェリの絵画に登場しそうなチャーミングな美人。
2人が恋するのも納得で美しい第一章。
「サンセット」の頃のイーサン•ホークがやつれすぎていて、驚きましたが、どうやら私生活が上手くいってなかったらしいです。役的には良かったのですが、やつれた彼が心配になった第2章。
そして、最終章のイーサン•ホークは、ついに41歳。
顔は細いけれど、お腹はぽっこりしているリアルな中年男性役。ジュリー・デルピーもぽっちゃりしていてリアルな中年です。
時の流れは残酷で、日常生活はケンカが絶えず。夢から始まったビフォアシリーズですが、この最終章の「ミッドナイト」では超現実を見せてくれています。笑

最近、キム•ギドク監督の映画をよく観ていた為に、しゃべらない男女になれてしまっていて、2人の口数の多さにギャップを感じました。
このビフォアシリーズ、会話を楽しむ作品でもあるんですが、止まらないおしゃべりにうっとりした「サンライズ」と「サンセット」だけに、最終章の止まらない罵りあいは厳しかったですね。笑
お互いに言葉のチョイスも下品になっているような気がして寂しかったです。これが結婚生活のリアルなんでしょうか⁈ 夫婦は似てくる?お似合いの2人でしたが。
恋愛映画は、上手くいって終了のものが殆どですが、結婚後の醜い部分まで描いていて人生厳しいな〜って思いました。
人のふり見て我がふり直せと思わせてくれた最終章でした。笑
怒らず、にっこりと上品に丁寧な毎日を過ごしたいものです。(願望)
酸いも甘いも教えてくれたビフォアシリーズでした。
また9年後の2人も見てみたいな。

☆『ビフォア・サンライズ』
http://www.youtube.com/watch?v=9v6X-Dytlko
☆『ビフォア・サンセット』
http://www.youtube.com/watch?v=XvFosXeqmDg
☆『ビフォア・ミッドナイト』
http://www.youtube.com/watch?v=vvxLTcaPyxQ

ブレス

2014年7月4日 映画
またまたキム•ギドク作品です。
「ブレス」
夫の不倫に疲れ果てた時、たまたまTVをつけると、もう少しで死刑執行予定の死刑囚が映っていて、彼に一方的に想いをよせて会いにいくんです。
死刑までの日数が残り少なくなっているので、その主婦のヒロインは彼に四季をプレゼントしようとするのですが....。
自分で書いていても、なんだか訳がわからなくなってきました。笑
四季をプレゼントしようとする彼女、面会室に季節のポスターを貼り、季節の歌をうたいます。
シュールすぎる映像に笑いそうになりました。ちょっと間違えればコント。
私には、ヒロインの主婦があまりにも好みの顔とかけ離れている事(ごめんなさい)と、主婦の奇抜なアイデアに口ポカーン状態で、なんの切なさも感じませんでした。
ただ、映像はひたすらシュールでした。
また観たいかと聞かれたら、きっと丁寧にお断りすると思います。笑

今作は私には合いませんでしたが、まだまだキム•ギドク監督作品みたいと思います。

夢売るふたり

2014年7月3日 映画
これ凄かったですね。面白かったです!
「夢売るふたり」

こじんまりと小料理店を営んでいた貫也(阿部サダヲ)と里子(松たか子)夫妻。ある日、突然の火事に見舞われてお店を失ってしまいます。
そこから二人は結婚詐欺をすることになり、そのお金で新しいお店の計画を立てますが・・・。

結婚後の悲しいお話として「ブルーバレンタイン」がありますが、それを上回る悲しさでした。火事が引き金になりましたが、悲しいのは家事ではないんです。二人の関係が悲しいです。

女性ならきっと里子(松たか子)の気持ちに気が付くと思うんですが、貫也(阿部サダヲ)は、ちっとも気が付いていないというこの恐ろしさ。
そういう時に遠い目になる里子(松たか子)見ていて、何度もわかるわ~。ってなりました。
人生で何度こういう遠い目になったことでしょうか。笑

里子(松たか子)が貫也(阿部サダヲ)の浮気を知ってから、パンを食べるシーンがあるのですが、これこそTHEやけ食い!漫画みたいでした。笑

見切ったハズなのに心のどこかで見切りきれていない男性との付き合い方が結婚詐欺というカタチになります。
里子(松たか子)指導の下で貫也(阿部サダヲ)が結婚詐欺をする事になります。
はじめは、貫也(阿部サダヲ)が結婚詐欺って、本当に?!って思っていたのですが、凄く男前でもなくて、マメで優しくて時に男気のある貫也(阿部サダヲ)を見ていると、本当にいたらモテるのがわかる気がします。まぁもちろん女ゴコロのわかる里子(松たか子)の指導があってこそですが。
ここまで指導されているのに里子(松たか子)の気持ちがわからない貫也(阿部サダヲ)。
これがまた悲しいんです。
騙している女性にじゃなくて、似たような事を里子(松たか子)に言ってあげてよ~!ってなります。
こっちは、志村うしろ!うしろ!状態ですよ。笑

心に刺さりすぎました。

ご覧になられていない方は、この夏にこそどうぞ。
どんなホラーよりもきっと怖いと思います。笑

悪の法則

2014年7月2日 映画
賛否両論の作品で躊躇していましたが、マイケル・ファスベンダー見たさで。
以下ネタバレしてます。
「悪の法則」
観終わった瞬間に、やられたーーー!!と思いました。
何気にだらだらと観ていた前半部分ですが、実は警告であったり諭しであった訳です。物語が終わってから沸々と活きてくる言葉、弁護士さん(マイケル・ファスベンダー)と宝石商との会話にしても「あなたが思っている以上に女性は勇敢である。」「愛する者を宝石で飾る者は命のはかなさを知り、それを賞賛することです。」あ~そういえば、言われていたのに!って最後に気づきました。

そして、キャメロン・ディアス(マルキナ)の悪女っぷりハマってました。
画面にはチーターが度々登場し、キャメロン・ディアス(マルキナ)はチーターの優雅なハンティング姿を称賛していますが、彼女の体に入っているタトゥーはチーター柄ではなく、ヒョウ柄なのです!
チーターはファミリーの群れて行動し、ハンティング能力には長けているものの、自分の狩った獲物しか食べる事のできません。
一方ヒョウは単独で行動し、木登りが得意で、木の上で休憩したり優雅に過ごすことができ、他の肉食動物が狩ってきたものも食す事ができ、且つ数日に分けて食す事もできるんです。そしてキリスト教でのヒョウは人々を導く伝道者の象徴とも言われています。
この映画にとっての「チーター」という表現は「有能な小間使い」という意味合いでのメタファーだと思うんです。
キャメロン・ディアス(マルキナ)を木登りの得意なヒョウに置き換えると、冒頭でハビエル・バルデム(ライナー)より高い位置、車の上に載って獲物を双眼鏡で観察するシーンや、フェラーリでのシーンの意味は、まさにそういう意味合いなのでは?と考えてしまいます。

またボリートという首をじわじわ切断する恐ろしい装置が登場しますが、これはチーターが獲物を狩る時と同じなんです。近距離まで忍び寄ってから喉に5分程噛みついて頸動脈を切って窒息死させるんです!

一見するとチーターもヒョウ(悪人たち)は同じネコ科動物で似ていて区別がつきにくいけれど、チーター(小間使いのブラピたち)とヒョウ(キャメロン・ディアス)の素性は全く違うんだよと言われているように感じました。

こういった事をイメージするとキャメロンディアスの最後の一言にも大変深みが増しますし、ゾクゾクしました。

特にマイケル・ファスベンダーの泣きの演技とキャメロン・ディアスの妖艶な悪女っぷりはお見事でした。
何も感じない人には、ただ豪華キャストが通り過ぎていくだけの映画かもしれませんが、気になる人にとっては、あの時のあの言葉はこうだったの?なんて、何度も繰り返して確認したくなるような面白さがある映画なんだと思います。
私は、後からジワジワきましたよ!

日本人にとってのチーターは「3歩進んで2歩下がる」という意味合いでのメタファー? えっ、それはチータ?!
そんな訳で、悪に心を奪われないように地道にコツコツいきましょう。笑
南斗?ナント?何都?物語
南斗?ナント?何都?物語
南斗?ナント?何都?物語
奈良と京都に行ってきました。
気になっていた奈良のパン屋さんに行けました。
京都にもフラフラ出かけたんです。
しかもJR京都!
いつもお世話になるのは、阪急や京阪方面の京都なので、JRの人の多さにはまいりました。
ベタで有名な甘味処で、できる事なら抹茶なんちゃらでも頂いてから帰りたかったのですが、やっぱり大行列。飲食店に並ぶのは苦手なのでやめておきました。
いやぁ、計画性がナッシング。
JR京都は修学旅行の団体が多かったです。甘酸っぱい!

鉄塔好きには京都駅のビジュアルは、なかなかのものです。
鉄分補給して帰りました。
次回は、いつもの阪急、京阪方面の京都へゆっくり行きたいです。

2014年6月30日 映画
またまた観ました。
キム•ギドク監督作品
「弓」
おじいちゃんが喜びそうな純愛映画なら「初恋のきた道」なんて思い浮かびますが、これは、おじいちゃんの純愛映画です!
純愛映画といっても、7歳の少女を誘拐してきて船の上で2人で10年間暮らし、少女が16歳?17歳?になったら結婚しようという目論見です。
純愛と思っているのは本人だけで、やっている事は鬼畜そのもの。
お風呂に入れて、少女の身体を洗っているのですが、少女には結婚するまで手は出さないと決めているようで、カレンダーに「結婚」と書いてハートマークをつけていたり....。演出がゾクゾクします。
人生枯れた時に、美少女が自分だけを愛してくれるなんて、まさに男のロマン⁈
そういえば、男性は15歳〜17歳くらいの女の子の顔が本能的に好きだと聞いた事があります。
この少女、また凄くかわいいんですよ!薄化粧でもすんごい色気です。観ていてドキドキしました。演じていた時は20歳すぎだったようですが、16歳という設定に違和感を感じさせない演技力でした。魅了されました!
ギドク作品、やっぱり主演の2人は、ほぼしゃべりません。笑

予想できない展開で最後まで楽しめました。
さぁ、おじいちゃんの純愛は実るのでしょうか?
ときやうもろこし
ベランダ菜園できてきました。
皮肉な事に、手をかけた時よりも、何もしていない今年が一番の収穫です。
とうもろこしも出てきました。こちらは、ベランダじゃなくスーパーやデパートに。
3日に一回ペースで焼きとうもろこしを食べています。
いつか、焼きとうもろこしにビール合うわぁ〜!とか言ってみたいものです。
ビールを美味しいと思える日が近い将来やってきますように。

怒り

2014年6月29日 読書
「怒り」 吉田修一 上下巻
人を好きだとか大切にしたいという事が相手を信じる気持ちに繋がる訳ではないという事。
冒頭で殺人事件を放り込んできておきながらのライトな結末だからこそ、人間模様が際立ちました。
人間、やっぱり自分が一番かわいくて、自分の思い込みを一番信用しているのかもと考えさせられました。
心にチクリときました。

絶対の愛

2014年6月28日 映画
またまたキム•ギドク監督作品
「絶対の愛 」
彼と付き合って2年。
なんだか彼が冷たいの。
どうしよう!
きっと彼は私に飽きたんだわ。
そうだ!
整形手術をして別人になって、また彼に愛される女性になればいいんだわ。
と、思い込みと感情の起伏が大変激しい女性が主人公です。
どんな美人でも度を超えたメンヘラはダメよという教訓映画⁈

整形手術のシーンが生々しく痛々しかったです。
整形後、顔にお面をつけてみたりと、描写が突き抜けていて笑いそうになるんですよね。一歩間違えるとショートコント。
登場する彫刻公園も不思議な空間でした。
飽きることなく最後まで観れました。
が、今まで観たキム•ギドク作品の中ではインパクトが弱めでした。他の作品がインパクトが凄すぎましたから。笑
まだまだ観たい!
ちょっとしたトラウマになりました。
ハマりにハマっています。
またまたキム•ギドク監督作品。
「春夏秋冬そして春 」
深い山奥の湖に一つの小さなお寺があります。
そこに一人の年老いた僧と少年が静かに暮らしています。
少年が青年になった頃、心が病んだ若い娘がお寺に癒しを求めにやってきます。
今まで女性を知らない青年。童貞パワーがついに爆発。観ていて恥ずかしさと恐怖を感じるくらいに青年は娘に夢中になります。
僧からは「欲望は執着を生み、執着は殺意を生む」というような、お説教をされるのですが恋心は止まらず、青年は僧と縁を切り寺を捨てて娘を追うのですが...。
あまり書くとネタバレになるので。

人間の一生と輪廻を春夏秋冬になぞらえた物語。
四季毎の常に美しい映像に対して、人間の心の激しい乱れの皮肉さに、更に魅了されてしまいました。

今まで観たことがないような不思議な世界観の映画でした。
いやぁ斬新。キム•ギドク監督も終盤に出演されています。
面白くて2回観てしまいました。

それでは、今夜はこれにて終了。
閉閉閉閉閉閉。

TAMIYAで解決

2014年6月27日 日常
TAMIYAで解決
よこしまな気持を⁈TAMIYAで解決した話。

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