GWあまり無理したつもりはないのですが、目が疲れてニーヌ•マッケンジー状態に。嫁にぃ〜来ないかぁ〜♩ぼくのぉ〜ところへぇ〜♩
（わかる人だけ、わかって下さい。）
まだ1歳〜2歳くらいの時にTVに新沼謙治さんが映ると、なんだかとても恥ずかしくなって、おばあちゃんに隠れながら観てました。子供心に、このお兄ちゃんカッコイイ！と思っていたんでしょうね。後にこれが恋心であるという事に気がつきました。笑

今日は、疲れを緩和させてくれるようなゆるさが素敵な
「どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか」
を読みました。みうらじゅんさんと、リリー•フランキーさんの対談本。
まるで酔った親戚のおじさん2人の隣にいるような気持ちになりました。（めっちゃ褒めてます）
人間関係、仕事関係、人生にまつわる事などなど。
気合い入れて試合に挑んだのに、不戦勝だったようなお得感がありました。笑
ご本人曰く、若い人がこの文章を読んで、すぐにわからなくてもいい。いずれわかるから。じわじわ効いてくるバンテリン現象だそうです。笑

一時間くらいでライトに読めた楽しい本でした。何より、みうらさんとリリーさんが楽しそうで癒されました。笑

Amazonさん、いつもお世話になります。
私にマーサ・ステュワートのカップケーキの本をオススメしてくれたかと思うと、次はサモ・ハン・キンポーのDVDをオススメしてくれたり、次はタミヤの精密ピンセット、次はヘヴィメタルの新譜をオススメしてくれたりと、こんなに私の趣味を深く理解してくれた上で持っていないものを的確にピックアップしてくれたのは家族でも友人でもなく、Amazonさんがはじめてです。笑
「永遠」なんて言葉はないって思っていますが、私が死ぬかAmazonさんが潰れるか、このどちらかが起きるまでを永遠と呼んでいいのなら、どうかAmazonさんのお傍に永遠にいさせて下さい。

前フリが長くなってしまいましたが、みんな大好きAmazon.comを一代で築いた創業者でCEOのジェフ・ベゾスの伝記です。

「ジェフ・ベゾス果てなき野望」 ブラッド・ストーン著

ジェフ・ベゾスは仕事面でかなり厳しいようです。
「有能でなければジェフにズタボロになって捨てられる。有能ならばもうダメというところまで働かされる。」と証言している人もいて、アマゾンを抜けてきて一息つくと、皆カルトから逃げてきたような気分になると。
辞めてからPTSD（心的外傷後ストレス障害）に悩まされた方も少なくないようです。完璧を求めて、能力がない人間は容赦なくリストラしていったとのことです。
ガレージからのスタート、一代でここまで大きくしたとだけあって、よくスティーブ・ジョブズと比べられています。ジョブズはエレベーターに同乗した社員を乗ってから降りる間にクビにしたらしいでが、ベゾスの言葉攻めもひどかったようです。「全員消えろ！」「君はものぐさなのか？それとも無能か？」「今日は、アホになる薬を飲んできたのか？」ですとか・・・。
ビル・ゲイツもスイッチが入るとイスを振り上げたりしていたらしいです。
野心家で頭が良くて富を得る人は、ある程度キレキレなんでしょうか？
ベゾス曰く、愚かな人間を見ると我慢できなくなるらしいです。笑

レビューについてのお話も。
私はAmazonで買い物をする時に、よくレビューを参考にしています。
悪いレビューを書かれたサプライヤー側からすると、たまったものではありません。物が売れなくなったサプライヤーに「おまえたちは売るのが仕事で、商品にケチをつけるのが仕事じゃないはずだ！」とケチをつけられますが、 「モノを売って儲けているんじゃない。買い物についてお客が判断する時、その判断を助けるときに儲けている」というのがジェフのブレない信念。

ジェフは子どもの頃から賢く１０歳の頃家族旅行の車内で、公共広告で流れていた死亡率の数字を思い出しながら瞬時に計算して、喫煙で祖母の寿命は９年間短くなる事を本人に告げると、祖母は泣き出したそうです。
実は祖母は癌とも闘っており、寿命が長くなかったとのこと。
車を止めて降りてきた祖父に怒られるのかと思っていたジェフですが、物静かで頭のいい祖父は「ジェフ、賢くあるより優しくある方が難しいといつかわかる日がくるよ。」 と優しく言ったそうです。いいお話！

ジェフの家族の事、会社の立ち上げ、キンドルの仕様や在庫ストックの事、グーグールとの話、コストコから創業者からアイディアを盗んだ話。スターバックスとの駆け引き等々、大好きなAmazonさんの裏側を知ることができた一冊でした。

ジェフはなんと、トレッキー（スタートレックの大ファン）らしいです。
ほんのちょっとだけ親近感湧きました。笑

「トラや」南Q太

彼女ができました
虎縞直子
あだ名はトラ

日曜日 トラが僕の部屋に遊びにきた
いきなり酒とかさ あんましかとも思うんだけど
僕は気弱なスケベなのでしょうがない

トラの好きなものは ケーキとお茶と僕のひざ
僕たちはゴロゴロしているのが大好き
（表紙より）

連休中に読みました。
前に読んだのは、いつだか覚えてないくらい前。
南Q太さんの漫画に登場する女の子にしては、最初から最後まで幸せそうなんですよね。付き合う男性が、同棲してる部屋に他の女の子を連れ込んだり、借金していたりしないんです。笑
大きな山はないけれど、ごはんを食べてデートして、ケンカして仲直りして。
ごく普通に幸せに過ごしていて、逆にそれが恐怖に感じてしまいます。笑

そんなこんなで、連休終わってしまいましたね。

日記さん聞いて下さい。
瀕死のおじいちゃんを抱きかかえながら砂漠をさまよい歩く夢をみました。
どっと疲れて目が覚めました。
やっぱり心が少し病んでいるのかな？
それともスターウォーズの新作の事を考えていて潜在意識にヨーダが住み着いていたのかな？
あっ、ごめんね。日記さんだって瀕死のおじいちゃんの夢の話より、スター○ックスの新しいフレッシュバナナのドリンクがどうのこうのいう話の方が聞きたいよね。
そうそう、みんなス○ーバックスやコメ○コーヒーの写真はUPするのにド○ールの写真はなかなかUPしないのなんでかな？ たまに目にするドトー○の写真をUPする人からは、やっぱり革命家気質を感じてしまいます。
えっ？本当の革命家はカルデ○の店内で配布している無料コーヒーをUPするですって？ それは、まだ見たことないな〜。
もし見かけたら尊敬の意味も込めて「赤」って呼びたいと思います。
あっ、いけない。話がそれちゃったね。
人の夢の話なんて本当にどうでもいい事を快く聞いてくれるそんな日記さんがこれからも好きです。

ねぇ日記さん、今夜こそいい夢がみたいです。
でもさっき、やまもり先生のところで虫日記を見てしまったので今夜は虫が登場するかもしれません。
どうせ出てくるならヘラクレス•ヘラクレスでお願いしたいです。
えっ？ウエストウッディが登場？
じゃあ今夜は無添加発酵マットの上で寝る事にします。
日記さん、また聞いて下さいね。
おやすみなさい。

「ヒーロースーツの作りかた」
こんなの初めて！
日本初のヒーロースーツの作り方の本が出ました。
という事は世界初なのでしょうか⁈

ヒーロースーツだけでなく、バトルスーツ、着ぐるみの作り方を完全レクチャー！
デザイン画を3Dにデータにする3Dモデリングソフト「Silo サイロ」の使い方にはじまり、展開図にしてくれる「ペパクラデザイナー」、ご家庭でも大丈夫！大きなデータをA4プリントしてくれる「Oh!プリント」とベース作業もしっかりサポート。
細かなパーツ作りももちろん、塗装や縫い方まで。

地域のヒーローになるもよし、ハロウィンに抜きん出るもよし、使うか使わないかはアナタ次第ですが、私は制作の現場を見ることができて楽しかったです。

知識はパワー！

「三島由紀夫レター教室 」

タイトルだけ見ると手紙の書き方を教授してくれそうな本ですが、そういう事ではございません。
筆まめの５人の男女の手紙のやりとりだけで構成されている小説です。

主に電車の中で読んでいた文庫本なのですが、時にフフフッと思わず声が出てしまったり、目がマリモッコリのようにデヘヘとなってしまうほど楽しい楽しい小説でした。

世の中大変便利になっており、手紙というカタチで人に伝える機会が減ってきておりますが、色恋のカタチは変われど、嫉妬したり、浮かれた気持ちになったり、ちょっと意地悪してみたくなったり、今も昔も本質的な部分は変わらないものだと改めて思いました。笑
生まれる前に書かれた本ですが、古さは感じず逆に新鮮さを感じました。まさに温故知新。
丁寧な言葉でしれっと失礼な事を書いていたり、照れ隠しにしゃれた自虐を入れたりと、ユーモアに満ち溢れた皮肉たっぷりの独特の言い回しで、まさに私の大好物でした。

天才や偉人は、ニンマリする側でなく、人からニンマリされているとよくいったものですが、天才・三島由紀夫先生の作品を大変ニンマリしながら拝読させて頂きました。

スキです！

「『風立ちぬ』を語る 」岡田斗司夫

ポニョを劇場で観て非常にガッカリして、もう映画館まで行かなくてもいいかぁと思いつつ、アリエティを観に行って、やっぱりもう劇場行くのはやめておこう（ジブリファンの方ごめんなさい）と「風立ちぬ」は結局観ないままでした。

こちらの本は映画「風立ちぬ」とスタジオジブリの事を岡田斗司夫さんが解説というより解析されている本です。
声優の庵野監督の事や主人公の二人のいびつな恋愛模様。時代背景。人の気持ちがわからない二郎さんの事。
風立ちぬだけでなく、「ルパン３世　カリオストロの城」のオープニングを用いて宮崎駿さんの凄さを伝えています。

もう映画は観なくていいかなぁって思っていたのですが、この一冊を読んで断然「風立ちぬ」を観たくなりました。
なんだったら、映画館で観ておけばよかったって思いました。笑

本は、さらりと読めてしまったものの内容が濃くとても楽しめました。
さぁ、映画はどうでしょうか？
６月中旬くらいに販売＆レンタル開始でしょうか？楽しみが増えました。

安定の面白さでいつもいっきに読めてしまう窪美澄さんの短編集です。
「雨のなまえ」

妻の妊娠中、逃げるように浮気をする男。パート先のアルバイト学生に焦がれる中年の主婦。不釣り合いな美しい女と結婚したサラリーマン。幼なじみの少女の死を引きずり続ける中学教師。まだ小さな息子とふたりで生きることを決めた女。満たされない思い。逃げ出したくなるような現実。殺伐としたこの日常を生きるすべての人に―。いまエンタメ界最注目の著者が描く、ヒリヒリするほど生々しい五人の物語。（Amazonより）

外は雨なのに、本当にこんなに悲しい悲しい事ばかり辛い辛いよ。
口の中がコンクリート味だよ。
辛いけどぐいぐい読んでしまう魅力です。笑
特にインパクトがあったのは、不釣り合いな美しい女性と結婚したお話「雷放電」。こんなに持ち上げられて、叩きつけられるなんて。ひどい。ひどいよ。
まるで、国盗りゲームで東北までいったのに最後にガイコツが出たような気持ちになりました。
ダーダーダーダー♩ダダ ダダダダダー♩ですよ！
誰かわかって下さい。この気持ち。
もしも、わかってくれるのなら「あたり」じゃなくてもボンタンアメ差し上げます。

「銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件」
アンドリュー・カウフマン

完全にタイトルに釣られて手に取ってしまいました。
原題は「The Tiny Wife」そのまま、「小さな妻」ですと、目に留まっていなかったと思います。完全に翻訳家さんの勝利。

ある日、カナダの銀行に銀行強盗がやってきます。
「私は、あなた方の魂の５１％を手に、ここを去ります。そのせいであなた方の人生に不思議な事が起こるでしょう・・・・。」 ってな事を言い残し去ってしまう犯人です。
そのおかげで、妻が縮む人がいたり、赤ちゃんの排泄物がお金だったり、と不可解な事を体験する事になります。

すぐ読めてしまうようなさらりとした本でした。
文章もシンプル。
「いつまでもあると思うな親と金」といった類のあたりまえの事をあたりまえじゃないんだよと気づかせてくれる一冊です。
いつまでも変わらぬ愛を！

「あっさりチーズケーキ クッキー スコーンの本」
藤澤 由紀さんのレシピ本です。
チーズケーキもクッキーもスコーンも大好きですよ〜。
全128ページ、オールカラーで101レシピ掲載。
チーズケーキは断面図のフォトが入っていたりと楽しい構成です。
小難しい材料は、いりません。スーパーだけで揃うものばかり。
どれも気軽に作れそうなレシピです。
実用的なのが嬉しいです。
いつものチーズケーキにちょと刺激が欲しい時など、マンネリ脱出のお手伝いをしてくれる頼もしい一冊です。
お値段以上に活躍してくれる事と思います。
3月7日、本日発売です。

「食品サンプルの作りかた、教えます。」
子どもの頃に憧れていた職業のひとつ、食品サンプル職人。
本書は、素人にもわかりやすい内容でした。
作るか作らないかは、また別として。
眺めて過程を知るだけでも楽しいです。
遊び心があり、潰れたソフトクリームの作り方なんかも掲載されております。いたずらですとか、面白インテリアに使えそう。笑
知識はパワー‼

フォークが浮いてるナポリタンが食卓に登場した時、それは、かなりの確立でサンプル食品だと思います！ 空飛ぶピザにもご注意下さい！
えっ？ エスパー清田ですって⁈

「永遠の０」百田尚樹さんの関係で 「ラブアタック！」というテレビ番組の事について書かれてた方がいらっしゃったんです。
ラブアタックという番組は、全く内容も知らないですし、再放送で見たのか、音楽だけ耳にしたのか、そういう記憶すら全くないのですが、「ラブアタック！」という文字を見て ♩はぁ〜かぐや姫〜♩ふぅ〜ん♩という悩ましいお姉さんの声が蘇りました！
☆ラブアタック！
http://www.youtube.com/watch?v=2brxPOr0rMs
記憶に残る曲作り浪速のモーツァルト キダ•タロー先生は、やっぱりすごい！というお話でした。

「永遠の０」は昔に読みました。泣いた？と人に聞かれて、「泣かなかった」と言うと「あなたに聞いた私が間違いやった」と言われたセンチメンタルな思い出がある本です。そりゃいいお話でしたよ。ただ、涙はでなかったです。できる事なら私も感動の涙を流したいのですが、私の涙の内訳は、ほぼ笑い泣き。
ですので、「永遠の０」の感想が知りたい方は、画像をクリックして優秀な方の日記に飛んじゃって下さい！必ず生きて帰ってきて下さいね。笑

中村航さんの文章が大好きで作品は、ほぼ読ませて頂いております。
こちらは、この冬に発売された新刊です。

『デビクロくんの恋と魔法』中村航

ストーリーは、恋に奥手でお人よしの書店員が主人公です。感じよく日々生きてるつもりですが、お人よしゆえ周囲に軽く扱われたり、彼女には、ものたりなさを告げられて去られたりします。日ごろのうっぷん？を文章とイラストに変えて「デビクロ通信」という手製のビラを作り無差別に撒いたりバラまいていく日々。そんな中、彼は女の子に思いを寄せられたり、また、彼が美しい女性に一目ぼれしてしまったりするお話です。

本の中でも「デビクロ通信」のイラストが頻繁に登場しますが、中村航さんの作品でお馴染みの宮尾和孝さんが担当されており、文章を読みながら、心温まるビラの登場が楽しみです。
そして、なんと今年の秋に犬童一心監督の映画になってスクリーンに登場とのこと。主演は嵐の相葉くんです。

☆映画　ミラクル　デビクロくんの恋と魔法
http://miracle-movie.com/
☆デビクロくんの恋と魔法　小学館サイト
http://www.shogakukan.co.jp/pr/debikuro/

私は最近読み終えたのですが、クリスマスシーズンのお話なので、クリスマス前に読んでいたら、気持ちがもっと盛り上がっていただろうにと、惜しい事をしました。映画は、クリスマス前あたりの盛り上がる時に公開されるようですね。

航さんの言葉のチョイスと、まるで眠った赤ちゃんにそっとガーゼのお布団をかけるような優しい文章が大好きなのですが、今回は加えて一番甘い作品だったのではないでしょうか・・・。ターゲット層が広がったような感じがしました。更に年齢層が下がったといいましょうか。
私には、ちょっと甘かったですね～。照

航さんの作品の中でも、赤ちゃんにかけたお布団を、知らないうちに誰かがさっと持って行ってしまったような、えっ！今？ってあっけにとられるような気持ちにさせてくれる不倫をライトに描いた「僕の好きな人が、よく眠れますように」こういうスパイスが効いた作品が大好物でして、いつかまた航さんに、いい大人向けの作品を描いてもらえたらなぁって思います。木戸さんのスピンオフも読みたいです。

次回作も楽しみにしています。

オリオン座が美しく見える季節。
なんといってもオリオン座は、わかりやすいのがいい！
センチメンタルに浸っている訳ではないのですが、冬の夜空を見上げると、夏の暑さに比べるとずっと過ごしやすいなぁ......。いいよ。いいよ。オリオン座。こっち向いてよ～と冬の星座オリオン座を愛でております。
冬を愛する人は～♪ 心広き人♪ 根雪をとかす 大地のような　僕の母親～♪と思わせつつ、私は秋を愛する人。
秋を愛する人は～♪　心深き人♪　愛を語る ハイネのような～♪
ハイ！今宵も恥ずかしながら、あなたの恋人、参上いたしました！

冒頭部分で早くもフォースを使い果たしてしまいそうなので、本題へ。

『グレッグのダメ日記』

「グレッグのダメ日記」タイトル通りダメだった出来事が書いてあるのですが、ただのグレッグの愚痴日記ではなく、体験した出来事を皮肉を交えながら楽しい対処法とあきらめ方、あるいは解決法までが記されています。
グレッグ曰く、これは日記ではなく日誌。有名になった時にインタビュアーにあれこれ聞かれるのが面倒なので、この日誌を書いているんですって。笑
愚痴を聞くのは苦手ですが、ユーモアのある皮肉は大好物です。
まるでティーン向けの海外ドラマを活字で読んでいるような気分です。イラストも豊富。
対象は小学生くらい～の本ですが、大人が読んでも楽しめると思います。

作者は、ジェフ・キニー。オンラインゲームの開発者およびデザイナー。

こんな本が小学生の時に図書室にあったら、ずっと借りていたと思います。
こちらの写真はシリーズ８作目。全世界で２４００万部売れたシリーズとのことです。
海外のジョークがお好きな方は、ぜひ。

「別れさせ屋の恋」 新堂冬樹

人格は最高だけど、ビッチすぎた母親に育てられた主人公。
その事が原因で女性不信になってしまいます。
嘘つきで、汚らわしくて、もう女なんて嫌い！嫌い！大嫌い！
幸いルックスが良く生まれた彼。そんな彼が選んだ職業は、女を弄んで骨抜きにしてから、ゴミのように捨てる事ができる、別れさせ屋という事です。
もう、本当にタイトル通りの内容で、小説だけど漫画のよう。ライトです。ライト。
すぐ読めました。
想像通りのオチに思わずこちらが、 なんじゃこりゃ〜って言いたくなります。1週間後には、きっと内容も忘れていると思いますので日記に託します。

どんな美人でも男前でも異性に惚れ込んでしまった姿は、外野から見るとなんだか滑稽ですね。本人は楽しいんですけど。
どれだけバカになれるかが、やはり恋愛の醍醐味！でしょうか⁈

何を信じていいのかわからない現代。
ですが、サファリ の表紙の人選は信じて良いもののひとつと言えるでしょう。笑
期待を裏切らない3月号のサファリメンは、我らがソー様クリス•ヘムズワースとなっております。
Safariは毎月24日発売！
書店に行ってしマイティ•ソー でお願いします！

２月が楽しみになってしマイティ•ソーな映画
☆『マイティ・ソー／ダーク・ワールド』予告編
http://www.youtube.com/watch?v=BM6wzrc_x_k
☆『ラッシュ/プライドと友情』予告編
http://www.youtube.com/watch?v=7yM6PGHx3g8

「私とは何か」「個人」から「分人」へ
平野啓一郎

小説家、平野啓一郎さんが書かれた「分人」という新しい概念と提案。
人付き合いで感じる漠然としたモヤモヤを、具体的に丁寧に「分人」という言葉を用いながら頭の中を整理してくれるような本でした。
他者を経由しながら、自分を肯定していくという発想がとても良かったです。

迷える子羊さん、ぜひ。
「鳥人」じゃないよ 「分人」だよ。

絵画を鑑賞していて、実に多いのが宗教画です。絵画だけでなく、キリスト教に関わった音楽も多いですね。
キリストっていったいなんだろう？
その存在をぼんやりと意識するようになったのは、クリスマスではなく、「オレたちひょうきん族」の終盤のコーナー「ひょうきん懺悔室」でした。
なんだか権限を持っていて審判を下せる人？よくわからないけど、そういう人がいて、そのパロディなんだなぁと思ったくらいです。
という訳で、私はクリスチャンではございませんし、かといって仏教徒かと言われると、うーんとなってしまう、なんちゃってライト仏教徒で生きてまいりました。笑

そんな、なんちゃってライト仏教徒の私にも、読みやすく名画とともにキリストの存在を浮かび上がらせてくれた本がこちら
「名画と読むイエス・キリストの物語」
怖い絵シリーズでお馴染みの中野京子さん著書。
わかりやすい言葉でおもしろく書かれています。
ルーベンスやエル・グレコ、ダ・ヴィンチなどなど
たとえ宗教の知識はゼロとしても、止まらないドラマチックさを感じるミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョの作品に前々からとても魅かれます。かっこいい！って声が思わず出ちゃいます。
これで、宗教画を見る時も前より少しだけ深い目で見る事ができそうです。
知識はパワー。

ちなみに、この本の表紙はディエゴ・ベラスケスが描いた最も美しいイエス像と言われる「キリストの磔刑」という油彩です。

オンエア 柳美里

女子アナのお話です。
下世話といいましょうか、ある種の野心といいましょうか。
只今議論を呼ぶリベンジポルノのお話もでてきます。
嫉妬に恨みに、妬み、孤独感、疎外感、激しい感情ジェットコースターです。
陰の感情があるから、陽の感情もより楽しめるのですが、できる事なら楽しい事だけしていたいものです。ほんと。
撮らない 撮らせない わいせつ写真。
愛と平和と己の為に。

こぐまちゃんシリーズの絵本
「しろくまちゃんのほっとけーき」で有名なしろくまちゃんが登場します。
ホットケーキを作ったり、食べたり、お皿を洗ったりする しろくまちゃんの表情は「無」のようにも思えますが、こちらの 「しろくまちゃんぱんかいに」では、お母さんにケーキを買ってもらえなくて号泣するシーンがあります。
このシリーズは、子どもの頃から大好きで、先に「しろくまちゃんのほっとけーき」を読んでいたものですから、気丈なしろくまちゃんの泣き顔を見た時にはズキュンときたものです。
この本のテーマは、買えた喜びと買えない事に耐えるこころという事です。
しろくまちゃんのお母さんも口数が少ないながら（笑）しろくまちゃんの気持ちを汲みつつも、良い方向へと持っていく肝っ玉ぶりが絶妙です。
子どもの頃読んだ時は、しろくまちゃんかわいそうに。なんて思ったのですが、大人の今となっては、お母さんの大きな母性を感じる一冊です。

大人になっても泣き出したくなる時は、多々あるんですけどね。笑