どうしてもわからなかった おいしさのひみつ
2015年1月8日 読書
ちゃんとしなければとか、ここぞという時によく頭が真っ白になって飛んでしまう事があるんです。今日も緊張しすぎて、自分の電話番号をお伝えする時に頭が真っ白になって出てこないんです。慌てて携帯を取り出して検索。何年連れ添った番号なのよと、ちょっと凹みました。
緊張しすぎて今夜も肩こり。
そうだ!こんな時は水餃子を作ろう!(無理やり)
「どうしてもわからなかった おいしさのひみつ 」
ウー•ウェンさんの中国料理本です。
優しい小麦粉愛がたくさん詰まったエッセイを可愛いイラストと共に。
あー、水餃子食べたいな。あー、花巻食べたいなー。あー、小籠包もいいなー。と、いちいちため息が出てしまいました。
焼き餃子ももちろん好きですが、茹でたてもちもち皮の水餃子を食べると、ちょっと凹が凸になるような優しい気持ちになれます。
緊張しすぎて今夜も肩こり。
そうだ!こんな時は水餃子を作ろう!(無理やり)
「どうしてもわからなかった おいしさのひみつ 」
ウー•ウェンさんの中国料理本です。
優しい小麦粉愛がたくさん詰まったエッセイを可愛いイラストと共に。
あー、水餃子食べたいな。あー、花巻食べたいなー。あー、小籠包もいいなー。と、いちいちため息が出てしまいました。
焼き餃子ももちろん好きですが、茹でたてもちもち皮の水餃子を食べると、ちょっと凹が凸になるような優しい気持ちになれます。
今更ですが、読んでみました。
「監督不行届 」安野モヨコ
Wアンノ夫妻の結婚生活漫画。
庵野監督のエヴァンゲリオンは、周りでとても流行っていたのですが、流れに乗れず見ないままです。
ですが、「風立ちぬ」で庵野監督が主人公の声優をされていて興味を持ち、ようやく読んでみました。
一方、奥様の安野モヨコさんの作品は、8割ぐらいは読ませて頂いてます。
「ハッピーマニア」を読んでいた頃は、ちょうど恋愛関係のゴタゴタに悩ましい日々を過ごしており、シゲカヨやフクちゃんが先陣を斬って恋愛の酸いも甘いも教えてくれたような気さえします。笑
よく友だちとの会話にも「ハッピーマニア」がでてきました。また読みたいな。
肝心の「監督不行届」ですが、ハイパーオタクの旦那様(庵野監督)とオシャレな奥様(安野モヨコさん)の趣味や食生活の歩み寄りが楽しかったです。
恋愛教祖様が選んだ人は、やっぱり心底尊敬できる男性なのですね。
ドライブでバトルフィーバーJのテーマ曲が流れてきたら、あなたの選曲は最高!としか言えません。笑
いいなぁ〜。こんなん、おのろけや〜!笑
リッチなオタク夫婦の日常を楽しくライトに読ませて頂きました。
☆みんな大好きバトルフィーバーJのテーマ
http://www.youtube.com/watch?v=a10LdXNuIhE
「監督不行届 」安野モヨコ
Wアンノ夫妻の結婚生活漫画。
庵野監督のエヴァンゲリオンは、周りでとても流行っていたのですが、流れに乗れず見ないままです。
ですが、「風立ちぬ」で庵野監督が主人公の声優をされていて興味を持ち、ようやく読んでみました。
一方、奥様の安野モヨコさんの作品は、8割ぐらいは読ませて頂いてます。
「ハッピーマニア」を読んでいた頃は、ちょうど恋愛関係のゴタゴタに悩ましい日々を過ごしており、シゲカヨやフクちゃんが先陣を斬って恋愛の酸いも甘いも教えてくれたような気さえします。笑
よく友だちとの会話にも「ハッピーマニア」がでてきました。また読みたいな。
肝心の「監督不行届」ですが、ハイパーオタクの旦那様(庵野監督)とオシャレな奥様(安野モヨコさん)の趣味や食生活の歩み寄りが楽しかったです。
恋愛教祖様が選んだ人は、やっぱり心底尊敬できる男性なのですね。
ドライブでバトルフィーバーJのテーマ曲が流れてきたら、あなたの選曲は最高!としか言えません。笑
いいなぁ〜。こんなん、おのろけや〜!笑
リッチなオタク夫婦の日常を楽しくライトに読ませて頂きました。
☆みんな大好きバトルフィーバーJのテーマ
http://www.youtube.com/watch?v=a10LdXNuIhE
今年届いた年賀状の中で差出人不明のものが、なんと2枚もありました。
書かれている文章から、たぶんこの人だろうなぁと思うものが1枚と、全くわからないものが1枚。
誰だかわからないけれど、まぁいいかぁなぁーって。こういう年賀状を見ていると平和な証拠だなぁとムフっとしてしまいます。
たとえば、飛んだ人から年賀状が送られてくる事があるでしょう。
どうしても追われているので住所は教えれないけれど、生きてますよという証に送ってくれるワケあり年賀状。
年賀状は消印がつきませんからね。
差出人が書いてあって住所がない年賀状に比べると、差出人も住所もない年賀状は、なんとホンワカとしたものでしょうか。笑
そうそう、「筆跡」のお話がしたかったのです。
この差出人にわからない年賀状の筆跡を見ても誰だかさっぱりわからなかったんです。
学生の頃から付き合いのある友人や、手紙をやりとりした事がある友人ならば、筆跡だけでわかるんですけどね。笑
中学生の頃、プリント配る係りに当たっていた時に、クラスの子のプリントを名前を見ずに書かれていた筆跡だけ見てクイズにように配って楽しんでいたんです。笑
ですが、とても似ている筆跡の男の子が二人いたんです。
そのうちの一人の男の子A君に「A君とB君の筆跡がとてもよく似ていて配る時にちょっと戸惑うわぁ~。」なんて言うと「僕はB君の文字が大好きやねん。それで近づきたいから、いつもマネして似せてるねん。」という衝撃の一言が返ってきて、ここにも筆跡に執着する人がいたよー!となんだか嬉しくなった記憶が蘇りました。
そこで、「透明な迷宮」。
平野啓一郎さんの短編集で、少し前に読んだ一冊です。
表題作の「透明な迷宮」も不思議な気分にさせてくれるような物語でしたが、冒頭部の「消えた蜜蜂」は、他人の筆跡をそっくりにコピーできる郵便配達員のお話で特に印象的でした。
筆跡だとかフォントだとか、大好きなのでぐっときてしまったのかもしれません。
人を選ぶ作品だと思いますが、このなんとも言えない不思議な世界にしばらく浸る事ができました。
↓ネットで検索すると、なんと平野啓一郎さんご本人が音読されていました。
お話は冒頭部のみですが、筆者自らの音読だなんて贅沢な時代ですね~。
☆「消えた蜜蜂」平野啓一郎
https://note.mu/hiranok/n/n5adc16b8da20
あなたの筆跡、見られてますよ!
書かれている文章から、たぶんこの人だろうなぁと思うものが1枚と、全くわからないものが1枚。
誰だかわからないけれど、まぁいいかぁなぁーって。こういう年賀状を見ていると平和な証拠だなぁとムフっとしてしまいます。
たとえば、飛んだ人から年賀状が送られてくる事があるでしょう。
どうしても追われているので住所は教えれないけれど、生きてますよという証に送ってくれるワケあり年賀状。
年賀状は消印がつきませんからね。
差出人が書いてあって住所がない年賀状に比べると、差出人も住所もない年賀状は、なんとホンワカとしたものでしょうか。笑
そうそう、「筆跡」のお話がしたかったのです。
この差出人にわからない年賀状の筆跡を見ても誰だかさっぱりわからなかったんです。
学生の頃から付き合いのある友人や、手紙をやりとりした事がある友人ならば、筆跡だけでわかるんですけどね。笑
中学生の頃、プリント配る係りに当たっていた時に、クラスの子のプリントを名前を見ずに書かれていた筆跡だけ見てクイズにように配って楽しんでいたんです。笑
ですが、とても似ている筆跡の男の子が二人いたんです。
そのうちの一人の男の子A君に「A君とB君の筆跡がとてもよく似ていて配る時にちょっと戸惑うわぁ~。」なんて言うと「僕はB君の文字が大好きやねん。それで近づきたいから、いつもマネして似せてるねん。」という衝撃の一言が返ってきて、ここにも筆跡に執着する人がいたよー!となんだか嬉しくなった記憶が蘇りました。
そこで、「透明な迷宮」。
平野啓一郎さんの短編集で、少し前に読んだ一冊です。
表題作の「透明な迷宮」も不思議な気分にさせてくれるような物語でしたが、冒頭部の「消えた蜜蜂」は、他人の筆跡をそっくりにコピーできる郵便配達員のお話で特に印象的でした。
筆跡だとかフォントだとか、大好きなのでぐっときてしまったのかもしれません。
人を選ぶ作品だと思いますが、このなんとも言えない不思議な世界にしばらく浸る事ができました。
↓ネットで検索すると、なんと平野啓一郎さんご本人が音読されていました。
お話は冒頭部のみですが、筆者自らの音読だなんて贅沢な時代ですね~。
☆「消えた蜜蜂」平野啓一郎
https://note.mu/hiranok/n/n5adc16b8da20
あなたの筆跡、見られてますよ!
「わかもとの知恵」
あの筒井康隆さんが、子ども向けに書かれた知恵本です。
出そうなあくびを止める知恵ですとか、鼻血を早く止める知恵といった実用的なものから、対人関係のわだかまりを緩和してくれるような知恵などなど。
一部抜粋
えぇっー。そんなんできるんですかっ!by内場勝則 とツッコミを入れたくなるようなユーモアの域を超えた知恵などもあり、楽しく読めました。
この知恵に対しては、「※これを言うと、今度は、自分がいやなことを言う人と思われてしまうかも。かならず、あやまっておきましょう。」と小さく添えられてました。笑
役に立って面白くてちゃんとしてる一冊です。
あの筒井康隆さんが、子ども向けに書かれた知恵本です。
出そうなあくびを止める知恵ですとか、鼻血を早く止める知恵といった実用的なものから、対人関係のわだかまりを緩和してくれるような知恵などなど。
一部抜粋
☆いやなことを言う人からにげる知恵
人の心をきずつけるような、いやなことばかり言う人は、ほんとにこまったものだ。こういうとき、人からにげる知恵があるよ。
いやな人が、にやにや笑いながら、キミにまた、何か言おうとしたときは、相手が口を開くなり、「わぁ。口がくさいよ」 と、言ってやろう。相手はキミの言ったことにおどろいて、何も言えなくなるから、その間ににげてしまえばいいんだ。
えぇっー。そんなんできるんですかっ!by内場勝則 とツッコミを入れたくなるようなユーモアの域を超えた知恵などもあり、楽しく読めました。
この知恵に対しては、「※これを言うと、今度は、自分がいやなことを言う人と思われてしまうかも。かならず、あやまっておきましょう。」と小さく添えられてました。笑
役に立って面白くてちゃんとしてる一冊です。
「みんなの太陽の塔」 タナカカツキ
いつだって、どんな時だって堂々としている太陽の塔。
野球の審判で誤審をしたって、謝らない。
(なぜならポーズが常にセーフたがら。笑)
大きな両手を広げて抱きしめてくれると思ったけど、彼は抱きしめてくれなかった...。
(女性後日談)
痴漢に間違えられた太陽の塔。
などなど。
まるで、「こんな太陽の塔は嫌だ」といったネタ本です。
シュールでニヤリと楽しめました。
いつだって、どんな時だって堂々としている太陽の塔。
野球の審判で誤審をしたって、謝らない。
(なぜならポーズが常にセーフたがら。笑)
大きな両手を広げて抱きしめてくれると思ったけど、彼は抱きしめてくれなかった...。
(女性後日談)
痴漢に間違えられた太陽の塔。
などなど。
まるで、「こんな太陽の塔は嫌だ」といったネタ本です。
シュールでニヤリと楽しめました。
これは一本取られてしまいましたねぇ~。
「ラバー・ソウル」 井上夢人
ざっくりあらすじ。
生まれながらに、病気のせいでルックスにハンディキャップを持つ主人公。
不細工どころの話ではなく、顔見るなり叫ばれたり、石をぶつけられたりする始末。
36歳までの間、学校では虐められ不登校になり、親からも愛されず育ちます。しかし、超お坊ちゃんの為、お金には一切困っていません。
洋楽が大好きで特にビートルズに関しての知識があり、音楽雑誌への記事の投稿により少しの収入を得ています。
そんなある日、モデルの女の子に一目惚れ。
主人公にとっては、36歳にしてはじめて好きになった女性。
相手には鼻にもかけられていませんが、一方的な片思いと妄想がスタートします。尾行はもちろん、インターネットや盗撮用のカメラを駆使して彼女を毎日監視するようになる彼。
600ページ程ありましたが、怖いやら気持ち悪いやら面白いやらで、ぐんぐん読み進める事ができました。
語り手が順番に代わっていくスタイルの文章も楽しかったです。
カッコよければ、情熱的で済まされるものも、そうでなければ恐怖と怒りの対象となってしまうのですね。
誰かの役に立って感謝されると嬉しい気持ちは多かれ少なかれ、、どんなルックスの持ち主であれ同じ。
ラストは、自身の身の程を知り尽くしている彼の気持ちは切なかったです。
ビートルズのお話もたくさん出てきて、ビートルズ好きの方はプラスで楽しめると思います。
やられました~。
「ラバー・ソウル」 井上夢人
ざっくりあらすじ。
生まれながらに、病気のせいでルックスにハンディキャップを持つ主人公。
不細工どころの話ではなく、顔見るなり叫ばれたり、石をぶつけられたりする始末。
36歳までの間、学校では虐められ不登校になり、親からも愛されず育ちます。しかし、超お坊ちゃんの為、お金には一切困っていません。
洋楽が大好きで特にビートルズに関しての知識があり、音楽雑誌への記事の投稿により少しの収入を得ています。
そんなある日、モデルの女の子に一目惚れ。
主人公にとっては、36歳にしてはじめて好きになった女性。
相手には鼻にもかけられていませんが、一方的な片思いと妄想がスタートします。尾行はもちろん、インターネットや盗撮用のカメラを駆使して彼女を毎日監視するようになる彼。
600ページ程ありましたが、怖いやら気持ち悪いやら面白いやらで、ぐんぐん読み進める事ができました。
語り手が順番に代わっていくスタイルの文章も楽しかったです。
カッコよければ、情熱的で済まされるものも、そうでなければ恐怖と怒りの対象となってしまうのですね。
誰かの役に立って感謝されると嬉しい気持ちは多かれ少なかれ、、どんなルックスの持ち主であれ同じ。
ラストは、自身の身の程を知り尽くしている彼の気持ちは切なかったです。
ビートルズのお話もたくさん出てきて、ビートルズ好きの方はプラスで楽しめると思います。
やられました~。
フィリップ・ビゴのパン―L’Amour du Pain
2014年12月21日 読書
ハートありすぎる一冊でした。
「フィリップ・ビゴのパン―L’Amour du Pain」
ビゴさんのこだわりと惜しみない製作過程が満載。
フォトも綺麗でとても美味しそう。
レイアウトもシンプルで見やすいです。
眺めているだけでもワクワクしました。
以前、ビゴさんがTVにご出演されていた時、私が勝手に想像していたビゴさんは無口な雰囲気でしたが、口数が多く気さくな方なんだと驚きました。
また店舗にもパンを買いにいきたいです。
「フィリップ・ビゴのパン―L’Amour du Pain」
ビゴさんのこだわりと惜しみない製作過程が満載。
フォトも綺麗でとても美味しそう。
レイアウトもシンプルで見やすいです。
眺めているだけでもワクワクしました。
以前、ビゴさんがTVにご出演されていた時、私が勝手に想像していたビゴさんは無口な雰囲気でしたが、口数が多く気さくな方なんだと驚きました。
また店舗にもパンを買いにいきたいです。
痴情のもつれすぎ。
「暗渠の宿 」
「苦役列車」の西村賢太さんの私小説で、中編が二作の構成です。
一作目は、風俗嬢に入れあげた上に騙される話。
まるで騙され方の見本のように綺麗に騙されてます。
二作目は、やっとできた彼女と同棲するお話。
一括りにはできませんが、男性の嫌な部分を更に裏側から見たような気分になり、読んでいて何度もゾッとしました。
中でも、インスタントの袋麺で彼女とケンカする話には考えさせられました。
メーカーがどうとか、麺の硬さがどうとかで大げんか。
客観的に見たり後日考えると、よくこんなくだらない事でよくケンカできたなぁと思えたりする事あるあるなんですが、当人は至って真面目なんですよね。
人生は小さい事の積み重ねですから、これから長く一緒に生活する事を考えた上で、きちんとして欲しくて相手に理想を求めてイライラするのか、それとも、もうあまり特別だと思えなくなった異性が、少し癇に障る事をしたからイライラするのか、どっちなんだろうかなぁと思いました。笑
あんなに望んで夢見た彼女との同棲も素直に喜べない主人公。
彼女の過去に嫉妬します。
彼女の若く旬の頃に元カレが遊び尽くして捨てた女と付き合えて喜んでいる自分にイライラしたり、彼女に腹が立ったり。
気持ちはわからくないですが、あまりにも悲観主義すぎてちょっと笑えました。
妬んだり恨んだり嫉妬したりする気持ちは、極力人に見せたくないものだと思いますし、そういう素振りも見せない事がクールとされるこんな世の中で、ここまで男性の恨み辛みと嫉妬を包み隠さず激しく正直に活字で見たのは初めてかもしれません。笑
漫画ならば、北斗の拳のアミバ様です。笑
後味の良いお話ではありませんでしたが、人の気持ちを考えるという点では、面白い一冊でした。
「暗渠の宿 」
「苦役列車」の西村賢太さんの私小説で、中編が二作の構成です。
一作目は、風俗嬢に入れあげた上に騙される話。
まるで騙され方の見本のように綺麗に騙されてます。
二作目は、やっとできた彼女と同棲するお話。
一括りにはできませんが、男性の嫌な部分を更に裏側から見たような気分になり、読んでいて何度もゾッとしました。
中でも、インスタントの袋麺で彼女とケンカする話には考えさせられました。
メーカーがどうとか、麺の硬さがどうとかで大げんか。
客観的に見たり後日考えると、よくこんなくだらない事でよくケンカできたなぁと思えたりする事あるあるなんですが、当人は至って真面目なんですよね。
人生は小さい事の積み重ねですから、これから長く一緒に生活する事を考えた上で、きちんとして欲しくて相手に理想を求めてイライラするのか、それとも、もうあまり特別だと思えなくなった異性が、少し癇に障る事をしたからイライラするのか、どっちなんだろうかなぁと思いました。笑
あんなに望んで夢見た彼女との同棲も素直に喜べない主人公。
彼女の過去に嫉妬します。
彼女の若く旬の頃に元カレが遊び尽くして捨てた女と付き合えて喜んでいる自分にイライラしたり、彼女に腹が立ったり。
気持ちはわからくないですが、あまりにも悲観主義すぎてちょっと笑えました。
妬んだり恨んだり嫉妬したりする気持ちは、極力人に見せたくないものだと思いますし、そういう素振りも見せない事がクールとされるこんな世の中で、ここまで男性の恨み辛みと嫉妬を包み隠さず激しく正直に活字で見たのは初めてかもしれません。笑
漫画ならば、北斗の拳のアミバ様です。笑
後味の良いお話ではありませんでしたが、人の気持ちを考えるという点では、面白い一冊でした。
映画が面白かったので、原作を読んでみました。
「苦役列車」 西村賢太
父親が性犯罪者の為、中卒という学歴で15歳で一人暮らしをはじめるカンタ。
日雇い労働で毎日を食いつなぐ生活です。
ここまでは映画と同じなんですが、ヒロインが登場しません。
映画では太陽のような大変重要な役割です。
原作では昔の彼女を恨みつつ、女っ気といえば風俗ぐらい。
友人になろうと差し出してくれた手も自ら跳ね除け、鬱々とした日を過ごしています。
これだけ人に対する恨み辛みがあると、自分で自分を殺しているようなもの。
さぞさぞしんどいでしょう。
ですが、止まらなぬ悲観主義。
映画は甘塩っぱい青春ものという感じでしたが、原作は、ただただ塩っぱかったです。
西村賢太さんの他の作品もまた読んでみたいです。
「苦役列車」 西村賢太
父親が性犯罪者の為、中卒という学歴で15歳で一人暮らしをはじめるカンタ。
日雇い労働で毎日を食いつなぐ生活です。
ここまでは映画と同じなんですが、ヒロインが登場しません。
映画では太陽のような大変重要な役割です。
原作では昔の彼女を恨みつつ、女っ気といえば風俗ぐらい。
友人になろうと差し出してくれた手も自ら跳ね除け、鬱々とした日を過ごしています。
これだけ人に対する恨み辛みがあると、自分で自分を殺しているようなもの。
さぞさぞしんどいでしょう。
ですが、止まらなぬ悲観主義。
映画は甘塩っぱい青春ものという感じでしたが、原作は、ただただ塩っぱかったです。
西村賢太さんの他の作品もまた読んでみたいです。
わが子に教える作文教室
2014年11月25日 読書
わが子にというより、自分の為に読みました。
「わが子に教える作文教室 」 清水義範
文章を書いていて、句読点を入れる場所がわからなくなる事が多々あります。
難しい事を書かなくても、句読点が気にならず、快速急行のような流れるスピードで面白い文章を書ける人は、きっとスーパーかしこ(鉄道風)なんだろうなぁ。いいなぁ。と憧れの眼差しで文章を拝見しております。
さて、こちらの本は「作文親父 星一徹」というタイトルで雑誌に掲載されていたものをまとめたものです。
星一徹と付くからには、スパルタ⁈と思いきや、広い心で子どもの作文を受け入れて、良い部分を見つけ出し、大いに褒めようじゃないかという、大変ハートのある一冊です。
夏休みの宿題の読書感想文で賞を狙うような、単発的な効力のある本ではありませんが、褒めて伸ばして、どんどん書かせて、作文を好きになれるような、ゆっくりとした指導です。
実際に子どもが書いた作文が掲載されており、子どものユニークで自由な発想に何度も声が出てしまうほど笑わせて頂きました。テクニシャン!
子どもの型にはまらない自由な発想を、上手く育てれば、これほどの強みはないと思います。
言葉遊びの大切さや、比喩やパロディのアイディアを楽しく学べた一冊でした。
「わが子に教える作文教室 」 清水義範
文章を書いていて、句読点を入れる場所がわからなくなる事が多々あります。
難しい事を書かなくても、句読点が気にならず、快速急行のような流れるスピードで面白い文章を書ける人は、きっとスーパーかしこ(鉄道風)なんだろうなぁ。いいなぁ。と憧れの眼差しで文章を拝見しております。
さて、こちらの本は「作文親父 星一徹」というタイトルで雑誌に掲載されていたものをまとめたものです。
星一徹と付くからには、スパルタ⁈と思いきや、広い心で子どもの作文を受け入れて、良い部分を見つけ出し、大いに褒めようじゃないかという、大変ハートのある一冊です。
夏休みの宿題の読書感想文で賞を狙うような、単発的な効力のある本ではありませんが、褒めて伸ばして、どんどん書かせて、作文を好きになれるような、ゆっくりとした指導です。
実際に子どもが書いた作文が掲載されており、子どものユニークで自由な発想に何度も声が出てしまうほど笑わせて頂きました。テクニシャン!
子どもの型にはまらない自由な発想を、上手く育てれば、これほどの強みはないと思います。
言葉遊びの大切さや、比喩やパロディのアイディアを楽しく学べた一冊でした。
いちえふ 福島第一原子力発電所労働記
2014年11月19日 読書
もうそろそろ2巻が発売でしょうか?
「いちえふ 」
福島第一原子力発電所労働記。
原発ルポ漫画です。
眈々と現場の環境、労働と労働までの準備が描かれています。
福島の全体的な事ではなく、あくまでこの「いちえふ」という現場のお話です。
放射能という目に見えないものと闘い?共存?しながらの作業。
やはり恐怖ですね。恐怖であるけれど働き手は、ごく普通の人たち。
単純に漫画家が配管作業とかできるの?とか思ったりもしました。
あまりに眈々と書かれているので、説明書を読んでいるような気持ちになり漫画としての面白さはあまり感じませんでした。
ですが、丁寧なイラスト入りのライトな現場説明書と思えば見応えはありました。
書かれている事を全て鵜呑みにはしていませんが、見えない部分を少し知るきっかけになりました。
「いちえふ 」
福島第一原子力発電所労働記。
原発ルポ漫画です。
眈々と現場の環境、労働と労働までの準備が描かれています。
福島の全体的な事ではなく、あくまでこの「いちえふ」という現場のお話です。
放射能という目に見えないものと闘い?共存?しながらの作業。
やはり恐怖ですね。恐怖であるけれど働き手は、ごく普通の人たち。
単純に漫画家が配管作業とかできるの?とか思ったりもしました。
あまりに眈々と書かれているので、説明書を読んでいるような気持ちになり漫画としての面白さはあまり感じませんでした。
ですが、丁寧なイラスト入りのライトな現場説明書と思えば見応えはありました。
書かれている事を全て鵜呑みにはしていませんが、見えない部分を少し知るきっかけになりました。
名画に見る男のファッション
2014年10月31日 読書
「怖い絵」シリーズでお馴染み中野京子さんの著書です。
「 名画に見る男のファッション 」
まず、着眼点とタイトルに加え表紙のナポレオンにやられました。笑
ちなみにこの絵画は、ナポレオンが「顔など似ていなくてもかまわない、偉大さを伝えろ!」と画家に注文したらしいです。笑
裏話も面白い!その無茶な注文に応える画家たちの実力の凄さたるや。これってないくらい偉大さ出過ぎてます!
まえがきに書かれていますが、生地に伸縮性のなかった時代、もちろんホックもファスナーもゴムも存在していなかった訳です。無数の紐を穴に通す作業が必要だったとのこと。王侯貴族が召使いに着替えを手伝わせていたのは、威張るためでなく、時間がかかって仕方なかったからなんですって。
全部自分でやらなければならない貧乏貴族は、さぞ毎日泣きたくなった事でしょうとのこと。そしてノミやシラミ。痒さを我慢して着ていたとのこと。笑
「曲線美」という言葉は、昔は男性の為の言葉であったらしいです。白タイツに足を出す男性。美脚を見せたがる男性たち。男性が足を隠すようになり、女性が足を出すようになったようです。なるほど。ふむふむと、男女の衣装の逆転話も面白かったです。
なかなか絵画を鑑賞する上で、人物の衣類の脱着まで想像しませんからね。笑
新しい視点を教えて頂いたような気がしました。
文章は「怖い絵」シリーズより更に砕けた感じがして、終始にニヤニヤしながら読ませて頂きました。
楽しい一冊でした。
「 名画に見る男のファッション 」
まず、着眼点とタイトルに加え表紙のナポレオンにやられました。笑
ちなみにこの絵画は、ナポレオンが「顔など似ていなくてもかまわない、偉大さを伝えろ!」と画家に注文したらしいです。笑
裏話も面白い!その無茶な注文に応える画家たちの実力の凄さたるや。これってないくらい偉大さ出過ぎてます!
まえがきに書かれていますが、生地に伸縮性のなかった時代、もちろんホックもファスナーもゴムも存在していなかった訳です。無数の紐を穴に通す作業が必要だったとのこと。王侯貴族が召使いに着替えを手伝わせていたのは、威張るためでなく、時間がかかって仕方なかったからなんですって。
全部自分でやらなければならない貧乏貴族は、さぞ毎日泣きたくなった事でしょうとのこと。そしてノミやシラミ。痒さを我慢して着ていたとのこと。笑
「曲線美」という言葉は、昔は男性の為の言葉であったらしいです。白タイツに足を出す男性。美脚を見せたがる男性たち。男性が足を隠すようになり、女性が足を出すようになったようです。なるほど。ふむふむと、男女の衣装の逆転話も面白かったです。
なかなか絵画を鑑賞する上で、人物の衣類の脱着まで想像しませんからね。笑
新しい視点を教えて頂いたような気がしました。
文章は「怖い絵」シリーズより更に砕けた感じがして、終始にニヤニヤしながら読ませて頂きました。
楽しい一冊でした。
寒くなってきて、温かいものがさらに美味しく感じられるようになりました。
煮込み料理が更に美味しい季節。本日もコトコトしてます。
「材料入れてコトコト煮込むだけレシピ」
堤人美さんの煮込み料理のレシピ本です。
お家にあったり、スーパーで手軽に購入できる肩のこらない食材と簡単さで、お鍋に色々入れてついついコトコトしたくなるあったかいレシピ本です。
あぁ、悩ましい季節です。
コトコト中に日記。
煮込み料理が更に美味しい季節。本日もコトコトしてます。
「材料入れてコトコト煮込むだけレシピ」
堤人美さんの煮込み料理のレシピ本です。
お家にあったり、スーパーで手軽に購入できる肩のこらない食材と簡単さで、お鍋に色々入れてついついコトコトしたくなるあったかいレシピ本です。
あぁ、悩ましい季節です。
コトコト中に日記。
「ボラード病」 吉村萬壱
昔、吉村萬壱さんの作品をはじめて読んだ時、小さい頃に友達の家に遊びに行って、はじめて「まことちゃん」を見せてもらった時のような衝撃を受けました。えっ!これ、いいの?見てもいいの?っていうような感覚です。今回も刺激的な内容です。
これは、やっぱりどうしても3.11を彷彿とさせるお話でした。
思った事が言えない怖さ。そして、結びつきだとか絆だとか助け合いという名の呪縛。
あった事は、どんなに綺麗なフタをしてもなかった事にはならない気づき。
気づいた為に、頭の良い人が損をする怖さ。
現在30代の女性が被害に見舞われた土地で暮らしていた小学5年生の頃の回想記録を語り口調で綴った設定です。
おぞましくてゾッとするものの、魅力のある文章にぐんぐん引き込まれていきます。
今回もすっかりやられてしまいました。笑
昔、吉村萬壱さんの作品をはじめて読んだ時、小さい頃に友達の家に遊びに行って、はじめて「まことちゃん」を見せてもらった時のような衝撃を受けました。えっ!これ、いいの?見てもいいの?っていうような感覚です。今回も刺激的な内容です。
B県海塚という町に住んでいる小学五年生の恭子。母親と二人で古い平屋に暮らすが、母親は神経質で隣近所の目を異常に気にする。学校では担任に、市に対する忠誠や市民の結束について徹底的にたたきこまれる。ある日亡くなった級友の通夜で、海塚市がかつて災害に見舞われた土地であると語られる――。 Amazonさんより
これは、やっぱりどうしても3.11を彷彿とさせるお話でした。
思った事が言えない怖さ。そして、結びつきだとか絆だとか助け合いという名の呪縛。
あった事は、どんなに綺麗なフタをしてもなかった事にはならない気づき。
気づいた為に、頭の良い人が損をする怖さ。
現在30代の女性が被害に見舞われた土地で暮らしていた小学5年生の頃の回想記録を語り口調で綴った設定です。
おぞましくてゾッとするものの、魅力のある文章にぐんぐん引き込まれていきます。
今回もすっかりやられてしまいました。笑
「ハピネス」 古屋兎丸
心がギュっとするような短編集です。
漫画です。
どれも色々なカタチの「寂しさ」が詰まってました。
寂しいといっても、寂しいのもまぁいいかもしれないと思える清々しい寂しさがあったり、大好きな人が期待に応えてくれない寂しさがあったり、人がいなくなってしまう寂しさがあったり、人に必要とされない寂しさがあったり。
漫画のオチとしては、どれももう一押し欲しいところですが、物足らないからこそ余韻が残るのかも⁈とも思えました。
う〜ん。どうでしょう⁈(もちろんモノマネで)
他の作品も読んでみたくなりました。
心がギュっとするような短編集です。
漫画です。
どれも色々なカタチの「寂しさ」が詰まってました。
寂しいといっても、寂しいのもまぁいいかもしれないと思える清々しい寂しさがあったり、大好きな人が期待に応えてくれない寂しさがあったり、人がいなくなってしまう寂しさがあったり、人に必要とされない寂しさがあったり。
漫画のオチとしては、どれももう一押し欲しいところですが、物足らないからこそ余韻が残るのかも⁈とも思えました。
う〜ん。どうでしょう⁈(もちろんモノマネで)
他の作品も読んでみたくなりました。
先日鑑賞した「刑事物語」にハマってしまったのですが、デジタルリマスターされて且つ、レンタルに出ているのは一作目だけみたいですね。
詳しい事はわかりませんが、2作目以降も見たいです。ぜひ2作目以降も店頭に並べて頂きたいです。
武田鉄矢さんの自叙伝読んでみました。
「母に捧げるバラード 」
誕生から、34歳までの出来事が綴られていました。母のイクしゃんの肝っ玉ぶりが凄かったですよ。案の定、父親が飲んだくれで、貧乏で母が大黒柱の役割という漫画みたいな家族でした。めちゃくちゃです。
特に面白かったのは、鉄矢さんの青春時代のお話です。
気が多くて、告白しまくりのフラれまくりのこれまた漫画みたいなお話でした。
付き合い始めて4ヶ月、あれだけ愛らしかった彼女が少しも笑い声を立てなくなった。ですとか、生々しいけれど、あるあるネタが満載。
太宰治の『恍惚と不安』についてもうろ覚えで書かれています。
「愛とはなにか。男女が公園でお月様がきれいねぇ等とささやき合うのは、あれは合体したいという欲求であって、愛ではありません。
愛とは、相手が7度まちがえても、その70倍を許す覚悟です。私たちは2度でも危ない。ならば愛とは....そう神のみにある感情です。薄汚い人間がたやすく口にする言葉ではありません。」
こういった太宰治の言葉を、失恋後の自分への言い聞かせにしている心の屈折具合がたまりませんでした。
今度から、月を見たら夏目漱石先生より、こちらを思い出してムフッとしてしまうかも。笑
楽しくてハートのある一冊でした。
詳しい事はわかりませんが、2作目以降も見たいです。ぜひ2作目以降も店頭に並べて頂きたいです。
武田鉄矢さんの自叙伝読んでみました。
「母に捧げるバラード 」
誕生から、34歳までの出来事が綴られていました。母のイクしゃんの肝っ玉ぶりが凄かったですよ。案の定、父親が飲んだくれで、貧乏で母が大黒柱の役割という漫画みたいな家族でした。めちゃくちゃです。
特に面白かったのは、鉄矢さんの青春時代のお話です。
気が多くて、告白しまくりのフラれまくりのこれまた漫画みたいなお話でした。
付き合い始めて4ヶ月、あれだけ愛らしかった彼女が少しも笑い声を立てなくなった。ですとか、生々しいけれど、あるあるネタが満載。
太宰治の『恍惚と不安』についてもうろ覚えで書かれています。
「愛とはなにか。男女が公園でお月様がきれいねぇ等とささやき合うのは、あれは合体したいという欲求であって、愛ではありません。
愛とは、相手が7度まちがえても、その70倍を許す覚悟です。私たちは2度でも危ない。ならば愛とは....そう神のみにある感情です。薄汚い人間がたやすく口にする言葉ではありません。」
こういった太宰治の言葉を、失恋後の自分への言い聞かせにしている心の屈折具合がたまりませんでした。
今度から、月を見たら夏目漱石先生より、こちらを思い出してムフッとしてしまうかも。笑
楽しくてハートのある一冊でした。
ここ一ヶ月、同級生やら知り合いに偶然道で会ったり、たまたテレビに映っている知人を目撃したりしました。
先日、鳥獣戯画を観に行った時も知った顔をみかけて、かなり年上だし、う〜んいつ知り合った人だか思い出せなくてモヤモヤしていると、学校の先生だった事を思い出しました。といっても担任の先生じゃなかったですし、教科も受け持ってもらった事がなかったですから、どおりでなかなか思い出せなかった訳です。
当たり前ですが、もう会わなくなってしまった人の人生も進んでいて、それぞれの生活があるのだなぁとしみじみ思いました。
6月?に新刊が出ていたようなのですが、ようやく読みました。
「ぼくは麻理のなか」
ストーリーも好きですが、なんといっても押見修造さんの絵が好きです。いくらオススメされても、絵が好みじゃないと読む気がしないんです。
押見修造さんの描く女の子は可愛いし、どストライクです!
麻理の中に入ってしまったニートな主人公のボク。
読んでいて、そうそう女性って色々ややこしくて大変なんだ。うんうん。なんて思いました。
身体の事、女性の友だち付き合い、男性からの告白。男性が女性の中に入ったら困難だらけ。逆もそうなんでしょうけれど。
特に、男性からの告白シーンはゾッとしました。男性が読んだらもっとゾッとすると思います。
男性は想像して下さい。自分の事を可愛い女子高生と思って、男性が胸いっぱいの顔をしてキスをせまってくるんです。恐ろしいでしょ⁈
と、今回の3巻も良かったです。
4巻は11月に発売ですとか。楽しみにしてます。
先日、鳥獣戯画を観に行った時も知った顔をみかけて、かなり年上だし、う〜んいつ知り合った人だか思い出せなくてモヤモヤしていると、学校の先生だった事を思い出しました。といっても担任の先生じゃなかったですし、教科も受け持ってもらった事がなかったですから、どおりでなかなか思い出せなかった訳です。
当たり前ですが、もう会わなくなってしまった人の人生も進んでいて、それぞれの生活があるのだなぁとしみじみ思いました。
6月?に新刊が出ていたようなのですが、ようやく読みました。
「ぼくは麻理のなか」
ストーリーも好きですが、なんといっても押見修造さんの絵が好きです。いくらオススメされても、絵が好みじゃないと読む気がしないんです。
押見修造さんの描く女の子は可愛いし、どストライクです!
麻理の中に入ってしまったニートな主人公のボク。
読んでいて、そうそう女性って色々ややこしくて大変なんだ。うんうん。なんて思いました。
身体の事、女性の友だち付き合い、男性からの告白。男性が女性の中に入ったら困難だらけ。逆もそうなんでしょうけれど。
特に、男性からの告白シーンはゾッとしました。男性が読んだらもっとゾッとすると思います。
男性は想像して下さい。自分の事を可愛い女子高生と思って、男性が胸いっぱいの顔をしてキスをせまってくるんです。恐ろしいでしょ⁈
と、今回の3巻も良かったです。
4巻は11月に発売ですとか。楽しみにしてます。
色で読み解く名画の歴史
2014年10月6日 読書
「色で読み解く名画の歴史」
タイトル通り、色彩から名画の歴史を読み解くという一冊。
はじめにざっくりとしたルネサンスから現代絵画までの解説がされており、その後、色彩一覧が掲載されています。
色彩と色彩名を見ているだけでも、なんだか楽しい。
そして、絵画の解説へと続きます。絵画は、小中学校の美術の教科書にでてきそうなメジャーなものばかり。
スポイトツールで簡単に絵画の主要な色をピックアップしてくれていような構成です。
解説の文章はライトで、マニアの方には物足らない内容かもしれませんが、裏を返せば、気軽に初心者でも絵画鑑賞をたのしめるような内容です。
それこそ、小中学生の美術の授業に模写の課題の参考になるような一冊です。
紙質と印刷が良く、レイアウトもシンプルで見易かったです。
目の保養になりました。
タイトル通り、色彩から名画の歴史を読み解くという一冊。
はじめにざっくりとしたルネサンスから現代絵画までの解説がされており、その後、色彩一覧が掲載されています。
色彩と色彩名を見ているだけでも、なんだか楽しい。
そして、絵画の解説へと続きます。絵画は、小中学校の美術の教科書にでてきそうなメジャーなものばかり。
スポイトツールで簡単に絵画の主要な色をピックアップしてくれていような構成です。
解説の文章はライトで、マニアの方には物足らない内容かもしれませんが、裏を返せば、気軽に初心者でも絵画鑑賞をたのしめるような内容です。
それこそ、小中学生の美術の授業に模写の課題の参考になるような一冊です。
紙質と印刷が良く、レイアウトもシンプルで見易かったです。
目の保養になりました。
シアワセは自分のココロが決める?!
「蛇行する月」 桜木 紫乃
わぁーーーー!お願いですからもう許して下さい!って途中で叫びたくなるような女性の泣きどころに侵入してくる短編集です。
短編集なのですが、関わりのある女性たちが主人公の連携短編集です。
私は直木賞を受賞した「ホテルローヤル」よりも、こちらの方が読み応えがありました。
境遇や結婚相手を知って、それって・・・それって、どう考えても不幸じゃないの?って周りが思うような女性が案外、シワだらけの幸せな顔で笑っていたり。
美貌もお金もあるような周囲から羨ましがられるような女性が、実は思いつめていたり。
いないよりはマシなつまらない男性と心開かぬまま付き合って、つまらないデートをして、つまらないSEXをして、最後は、お互い様と気づくリアル。
描写がとても生々しくて、頭の中で絵がかなり想像できましたし、時に女性たちに感情移入できたり、時に、そんなんじゃダメだよー。やめといた方がいいよ。と忠告したくなったり。笑
揺れる女心と強い女性の決心が楽しめて、幸せについて考える時間を貰えた一冊でありました。
ただただ悲しい物語ではなく、どれも凛としたラストでした。
ひょっとして前半が哀しすぎて、感覚が麻痺してしまい、ただの不幸中の幸いだったのかもしれません。笑
大人の女性にオススメしたい一冊です。
「蛇行する月」 桜木 紫乃
わぁーーーー!お願いですからもう許して下さい!って途中で叫びたくなるような女性の泣きどころに侵入してくる短編集です。
短編集なのですが、関わりのある女性たちが主人公の連携短編集です。
私は直木賞を受賞した「ホテルローヤル」よりも、こちらの方が読み応えがありました。
境遇や結婚相手を知って、それって・・・それって、どう考えても不幸じゃないの?って周りが思うような女性が案外、シワだらけの幸せな顔で笑っていたり。
美貌もお金もあるような周囲から羨ましがられるような女性が、実は思いつめていたり。
いないよりはマシなつまらない男性と心開かぬまま付き合って、つまらないデートをして、つまらないSEXをして、最後は、お互い様と気づくリアル。
描写がとても生々しくて、頭の中で絵がかなり想像できましたし、時に女性たちに感情移入できたり、時に、そんなんじゃダメだよー。やめといた方がいいよ。と忠告したくなったり。笑
揺れる女心と強い女性の決心が楽しめて、幸せについて考える時間を貰えた一冊でありました。
ただただ悲しい物語ではなく、どれも凛としたラストでした。
ひょっとして前半が哀しすぎて、感覚が麻痺してしまい、ただの不幸中の幸いだったのかもしれません。笑
大人の女性にオススメしたい一冊です。
宇宙の果てまで冒険野郎
2014年9月27日 読書
Safari 11月号の表紙がクリス•プラット でした。
サファリのコンセプトにマッチして本当に冒険野郎ですね。笑
「ガーディアンズ•オブ•ギャラクシー」のヒーローです。
毎号間違いない表紙の人選(サファリメン)に、立ち止まらずにはいられません。
ぽっちゃりしていた頃のクリス•プラットは、もう主役の友だち役でいいや〜。って思っていたらしいんです。身体を絞っていっきにヒーローに。
努力なきもの結果なし。
スバラシイ!
今ならクリス•プラットが男性誌コーナーで待ってます。笑
サファリのコンセプトにマッチして本当に冒険野郎ですね。笑
「ガーディアンズ•オブ•ギャラクシー」のヒーローです。
毎号間違いない表紙の人選(サファリメン)に、立ち止まらずにはいられません。
ぽっちゃりしていた頃のクリス•プラットは、もう主役の友だち役でいいや〜。って思っていたらしいんです。身体を絞っていっきにヒーローに。
努力なきもの結果なし。
スバラシイ!
今ならクリス•プラットが男性誌コーナーで待ってます。笑