この世界の片隅に

2016年11月30日 映画
この世界の片隅に
劇場行ってきました。
特典の人さらいポストカード頂きました。笑

色んな場所で評価が高いですし、いい映画で観ないと損する、結婚式の引き出物にこの映画のチケットを入れれなかった事を悔やむですとか、オールタイムベストだとか散々耳にしていました。加えて、先日のテアトル株の爆上げに興味津々で行ってきました。

「この世界の片隅に」

劇場は、けっこうなお客さんが入ってました。

めくるめく展開なのですが、おっとりと上品なヒロインのすずちゃんのおかげで、違和感なく物語に入っていく事ができました。
すずちゃんの一生懸命で丁寧な洗濯や特にお料理のシーンにはとても癒されました。
絵の具で描かれたような爆破シーンも皮肉なまでの美しさでした。
ぼっーとして抜けているように見えて、実は勘のいいすずちゃん。
ハゲたのも納得。弱い場所に歪みがくる人間らしさ。
色んな事を我慢しながら、まわり道しながらも楽しい事を見つける姿勢はキラキラと眩しかったです。
しかし、夫婦で「さん」付けで呼び合い、適度な距離感があるって、萌えですね。いいなー。
自分の居場所と想い合えるような大切な相手がいれば人間なんとかなるもんですね。

私は、ある鳥にまつわるシーンで自分でも驚く程に気持ちが冷めてしまったんですが、それを差し引いても、劇場で観ることができて良かったです。
音も凄かったです。優しい絵柄と淡いBGMとはギャップがありすぎる爆撃や銃声の音はパンチ効いてました。
ですが、ここまで凄い評価になるなんて、ディスってる訳ではなく、世の中は心の優しい人が多いんだなぁと思いました。

原作も是非読んでみたいです。

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