「アカガミ」 窪美澄
遠くない未来、こんな事があってもおかしくないようなリアル感の漂う小説。
大昔は、親同士が決めた相手とお見合い結婚する人も多かったようですし、さほど違和感なく物語に入っていけました。
恋愛した事がないミツキとサツキの共同生活の描写に、いちいちドキドキさせてもらいました。あーなんだか似たような気持ちになった事があるなって。笑
どうしてもこの人だけには嫌われたくないって思えるくらいの人と一緒にいる時が、やっぱり恋愛の醍醐味ですよね〜。
いいな〜。時間が止まって欲しいなってぐらい凄く幸せな気分になったんですが、そこは窪美澄さんの小説ですから、きっと床に思いっきり叩きつけられて髪の毛ひっばられながら引きずり回された上に、お腹蹴られてしまうんだろうなってぐらいの覚悟をしていたんですが、実際には透かしを食らってしまったようなラストで、少し物足らなさも感じました。
嫌な想像しすぎてました。笑
結果はどうであれ、もう少しサツキとミツキの生活を覗き見したかったです。
若者の多くは恋愛も結婚もせず、子どもを持とうともしなかった。
彼らはひとりで生きていくことを望んでいたーー。
渋谷で出会った謎の女性・ログの勧められ、ミツキは国が設立したお見合いシステム「アカガミ」に志願した。 しかし、これまで異性と話すことすらなかった彼女にとって、〈国〉が教える恋愛や家族は異様なもので、 パートナーに選ばれたサツキとの団地生活も不安と驚きの連続だった。 それでもシステムに手厚く護られた二人は次第に恋愛やセックスを知り、 「新しい家族」を得るのだが……。
生きることの痛みと選択、そして輝きを見つめる衝撃作!(Amazonさんより)
遠くない未来、こんな事があってもおかしくないようなリアル感の漂う小説。
大昔は、親同士が決めた相手とお見合い結婚する人も多かったようですし、さほど違和感なく物語に入っていけました。
恋愛した事がないミツキとサツキの共同生活の描写に、いちいちドキドキさせてもらいました。あーなんだか似たような気持ちになった事があるなって。笑
どうしてもこの人だけには嫌われたくないって思えるくらいの人と一緒にいる時が、やっぱり恋愛の醍醐味ですよね〜。
いいな〜。時間が止まって欲しいなってぐらい凄く幸せな気分になったんですが、そこは窪美澄さんの小説ですから、きっと床に思いっきり叩きつけられて髪の毛ひっばられながら引きずり回された上に、お腹蹴られてしまうんだろうなってぐらいの覚悟をしていたんですが、実際には透かしを食らってしまったようなラストで、少し物足らなさも感じました。
嫌な想像しすぎてました。笑
結果はどうであれ、もう少しサツキとミツキの生活を覗き見したかったです。
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