「カンフー・ジャングル」

ドニー・イェン主演のカンフー映画です。
みんな大好き香港警察モノです。といってもドニーは警察の武術指導員であったにも関わらず自らの流派の格を上げる為に武術の試合で殺人を犯し服役中なんです。
さぁさぁ、もうストリーなんてどうでもいいんです。というかストリーは、あんまりないんです。笑
香港映画をリスペクトしているような作品で、洗濯物がたくさん干してある細い路地にも入りつつ、屋上にものぼりつつとベタな演出に加え、わかる人にはわかるカンフースターがたくさんカメオ出演しているんですね。ユエン・シャオティエンの息子ユエン・チョンヤンなどなど。
ドニーに相手役は、小さい頃にジェット・リーの映画を観て憧れて少林寺に入門したというワン・バオチャン。動きキレキレです。

見どころは、なんといってもラストの20分間です。
雨に濡れた道路でのカンフーシーンです。
やっぱり闘いは素手ですよね。そんな素手にも若干飽きたと思われた頃にいい感じでトラックから建築資材用の長〜い竹が転がってくるんですよ。笑
二人とも凄すぎる上にスピードが速すぎてシリアスさもコミカルに見えてきて、バックスバニーみたい(どんなん⁈)だなぁと、嬉しくて浮かれっぱなしのラスト20分間でした。IMAXでこのシーン観たいな。
で、映画見終わってから大切なところなんでラスト20分だけ3回観ました。
やぁ、カンフー映画は泥臭いのが最高です!

近々、拳を封印予定の方は是非この映画を観て考え直して下さい。笑
カンフー映画好きなら、レイモンド超満足な作品かと思います。

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