字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ
2016年1月22日 読書
「 字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ 」 太田直子
あいつは英語もわかってない上に知識と教養がないからダメだ!なんて叩かれている字幕屋さんのお話は聞いたり目にしたりする事があっても、この人の字幕は最高すぎる!もうこの人にしか字幕は絶対に任せられない!なんてあまり聞いた事がないできて当たり前の厳しい世界。
あれだけ高評価だった「マッドマックス」や「スター・ウォーズ」、名作と言われる字幕屋さんの名前をすっと思い出す事ができるでしょうか。
著者は「字幕とは空気のように、水のように、あって当たり前のもの、ないと困るけれどそのわりにあまり評価されない存在、そんなものであるべきだ。字幕屋は闇の介助者なのである。」と冗談まじりに謙虚に綴られています。
字幕屋さんというハードルの高い世界のスタートである活弁(かつべん)について、翻訳するときの苦悩、ルビや文字数の合わせ方、禁止用語についてなどなど、一般の人にも分かりやすくライトに書かれていて、映画の裏側を少しのぞけたような気持ちになりました。
ーーーー
そうそう、先日鑑賞した「白雪姫」の挿入歌について。
子どもの頃から、小人が唄っている歌は
ハイホー♩ハイホー♩仕事が好き♩ と吹き替えられていた気がするのですが、オリジナルの意味は
ハイホー♩ハイホー♩家に帰ろう♩ でした。
真逆ですやんか!
家に帰ろうを仕事が好きって吹き替える日本人ってどれだけ真面目なんでしょうか。笑
あいつは英語もわかってない上に知識と教養がないからダメだ!なんて叩かれている字幕屋さんのお話は聞いたり目にしたりする事があっても、この人の字幕は最高すぎる!もうこの人にしか字幕は絶対に任せられない!なんてあまり聞いた事がないできて当たり前の厳しい世界。
あれだけ高評価だった「マッドマックス」や「スター・ウォーズ」、名作と言われる字幕屋さんの名前をすっと思い出す事ができるでしょうか。
著者は「字幕とは空気のように、水のように、あって当たり前のもの、ないと困るけれどそのわりにあまり評価されない存在、そんなものであるべきだ。字幕屋は闇の介助者なのである。」と冗談まじりに謙虚に綴られています。
字幕屋さんというハードルの高い世界のスタートである活弁(かつべん)について、翻訳するときの苦悩、ルビや文字数の合わせ方、禁止用語についてなどなど、一般の人にも分かりやすくライトに書かれていて、映画の裏側を少しのぞけたような気持ちになりました。
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そうそう、先日鑑賞した「白雪姫」の挿入歌について。
子どもの頃から、小人が唄っている歌は
ハイホー♩ハイホー♩仕事が好き♩ と吹き替えられていた気がするのですが、オリジナルの意味は
ハイホー♩ハイホー♩家に帰ろう♩ でした。
真逆ですやんか!
家に帰ろうを仕事が好きって吹き替える日本人ってどれだけ真面目なんでしょうか。笑
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