白雪姫 スペシャル・エディション
2016年1月19日 映画
子どもの頃に見たきりの「白雪姫」は好きになれず1度見たきりでした。
嫌悪感が走ったのは覚えているんですが、今となってはなぜあんな嫌な気持ちになったのか思い出せません。
そこで、もう一度挑戦する事にしました。
「白雪姫」
大人になった今は、この作品が1937年に作られたと信じられないようなスムーズで楽しい動きに魅了されました。
白雪姫の動きがまた艶っぽいんですよね。
世界初の長編アニメーションですから、お手本がない訳で、ちなみにセル画は20万枚以上でスタッフは600人以上になったそうです。想像を絶するお仕事。
ちなみに、このスペシャルエディションのDVDにはウォルト本人のコメンタリーが入っています。アニメーションの制作秘話はもちろん、資金繰りに困った時にディズニーを助けてくれた粋な銀行マンのお話などなど、とても楽しめました。
さて、私がなぜ子どもの頃に白雪姫を好きになれなかったかという理由もジワジワ思い出しました。
それは、はじめからドレス姿の姫である優雅さ。
道に迷って勝手に人の家に入って掃除をして料理を作り、小人のベッドを３つ分使って眠ってしまう厚かましさ。
かといって、家主の小人たちに速攻で気に入られるラッキーさ。
小人たちのおでこにキスをしまくる尻軽さ。
毒リンゴ一口でコロっと逝けるドクターキリコも驚きの劇的安楽死の苦しまなさ。
あとは綺麗なガラスケースに入れられて必ず来てくれる王子様を寝ながら待つ横着さ。
つまるところ 白雪姫に完全に嫉妬していただけだったという事実が判明しました。
子どもながらにきっと白雪姫と他のプリンセスと比較して、シンデレラの下積み時代考えた事あんのんか！とか思っていたんだと思います。
小さい時から、なかなかひねくれていたんだなぁと思うと変な汗出てきました。
発汗作用抜群の白雪姫でデトックス効果⁈
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