イエモンの吉井和哉さんの自伝です。

「失われた愛を求めて」

2007年に出版された本なのですが、あまりにも正直すぎて?これじゃ好感度下がってしまうんじゃないの⁈大丈夫?と心配しながら読みました。
万引きとか、いつ頃浮気をしていたりと余裕で書いてあるもので.,。
オブラートに包むどころか、かなり突き抜けてました。
父親の死。子ども時代に相撲部屋がどうのこうの言うくらい太られていたとか。
吉井さんの太った姿は全く想像できませんが...。
よく「太る」というワードがたくさん出てきて、よほど太っていた事がコンプレックだったんだろうなと。
母との確執。学校のことバンドの事、解散の事、家族の事。
「BURN」は夫婦喧嘩の時にできたですとか、曲の裏話もたっぷり書かれてました。
ドラマじゃないけど、声を知ってる有名人の自伝を読むと、頭の中でその人の声に変換されるから得した気分になっちゃうんですよね。
吉井さんの文章には、笑う部分に「笑」ではなく、「ははははは。」としゃべり口調がそのまま書かれていて臨場感ありました。
激しい喜びと激しい悲しみのないような人生では、曲なんて作れないと思いますが、それにしても大変なんだなぁって思いました。
そして、ロッカーの妻も凄く大変ですね。
人生いろいろ。

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