先日、映画「her 世界でひとつの彼女」を鑑賞しまして、人工知能って今どこまでできるんだろうな。なんて疑問に思っていた矢先、出会った本です。

「人工知能って、そんなことまでできるんですか?」
東京大学准教授•松尾豊さんとビジネス戦略家の塩野誠さんが、対談形式で分かり易く人工知能について書かれています。

あなたは地球派か?それとも宇宙派か?
地球派は、人間が人工知能を使っていこうという立場。
宇宙派は、そもそも人間は人工知能を作るためにあったのだとする説をとる立場。

先ず、人工知能に入る前の概念の見定めです。笑

人工知能は小説が書けるか?という疑問に、星新一さんの ショートショートを人工知能を用いて書くプロジェクトが動いているという事です。
星新一さんの全ての短編小説を読み込んで、ストーリーをパターン化して再構成して出力するような仕組みらしいですが、パーツを集めても全体として良いものができあがるとは限らないですし、星新一らしいねと言われるには、まだまだハードルが高いようです。
そう遠くない未来ひょっとすると、好きな作家さん風のこんな事件が起こって、主人公の年代や職業を入力するだけで、自分が読みたい理想の小説がボタンを押していくだけで読めるようになるかもしれませんね。

映画「her 世界でひとつの彼女」の事についても少し触れられており、コンピュータとの恋愛については、我が国は「ラブプラス」で先行したと書かれてあったり。笑
ちなみに私は、姉ヶ崎寧々さん推しです。
詰まる所、やはりまだまだコンピュータとの恋愛は難しいようです。

ちなみに、「飽きる」は機械にない特性だという事です。
飽きちゃうもんな〜。色んな事に。
人工知能に三日坊主無し。笑
飽きるから、また他のものにハマるんですけどね。
いいな♩いいな〜♩人間って♩いいな⁈

このまま技術と人工知能が進化していくと、最終的に人間にできることは意思決定と責任を取る機能だけ⁈なんて寂しい事も書かれていましたが、楽しいこともたくさん見えてきそうな夢のある一冊でした。

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