西遊記　はじまりのはじまり

劇場行ってきましたー！
チャウ・シンチー監督作品。
「西遊記」はじまりのはじまり

スクリーンでチャウ・シンチーが観たかったのですが、今回は監督のみで出演ナシ。寂しい気持ちだったんです。
予告編を見るとドタバタなだけかと思っていましたし、正直に言うと、あまり期待していませんでしたが、良い意味で期待を裏切られました。

字幕で見たかったのですが、時間の都合で吹き替え版で。
主役の二人の声は斎藤工さんと貫地谷しほりさんでした。
なななんと！西遊記つながりでドラゴンボールの野沢雅子さんと田中真弓さんがちょい役で吹き替えされていたり！悟空とクリリンですよ。笑
吹き替え版も贅沢でした。
シンチー監督、ドラゴンボールにもかなりインスパイアされたとか。

チャウ・シンチーの映画では、どんなにがんばっても報われない事だってあるという事をサラリと教えてくれるシュールな一面が好きなのですが、今回もそんなシュールな部分が楽しく散りばめられていました。
定番のギャグもたくさん詰まっています。

三蔵法師が妖怪ハンターという設定なのですが、スー・チーが同業者のヒロイン役。スー・チーってぜんぜん顔がかわらないですよね。老け知らずで美しいまま。まさに奇跡のアラフォーだと思います。そういった意味ではスー・チーが一番妖怪っぽかったです。笑

見ていて、そういえば三蔵法師って男だった事を思い出しました。
マチャアキの西遊記引きずりすぎでしょうか？笑
夏目雅子さん綺麗だったなぁ。

ラストがなぜか「Gメン７５」のテーマ。笑
チャウ・シンチーがＧメンのファンだったとか。

テンポがよくて、ストーリーがしっかりしていて、飽きることなく最後まで鑑賞できました。
コミカルでシュールでハチャメチャながらも、ラストに上手く繋がっていて納得。
楽しい大人の西遊記でした。