わが子にというより、自分の為に読みました。
「わが子に教える作文教室 」 清水義範

文章を書いていて、句読点を入れる場所がわからなくなる事が多々あります。
難しい事を書かなくても、句読点が気にならず、快速急行のような流れるスピードで面白い文章を書ける人は、きっとスーパーかしこ(鉄道風)なんだろうなぁ。いいなぁ。と憧れの眼差しで文章を拝見しております。

さて、こちらの本は「作文親父 星一徹」というタイトルで雑誌に掲載されていたものをまとめたものです。
星一徹と付くからには、スパルタ⁈と思いきや、広い心で子どもの作文を受け入れて、良い部分を見つけ出し、大いに褒めようじゃないかという、大変ハートのある一冊です。
夏休みの宿題の読書感想文で賞を狙うような、単発的な効力のある本ではありませんが、褒めて伸ばして、どんどん書かせて、作文を好きになれるような、ゆっくりとした指導です。
実際に子どもが書いた作文が掲載されており、子どものユニークで自由な発想に何度も声が出てしまうほど笑わせて頂きました。テクニシャン!
子どもの型にはまらない自由な発想を、上手く育てれば、これほどの強みはないと思います。
言葉遊びの大切さや、比喩やパロディのアイディアを楽しく学べた一冊でした。

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