先日鑑賞した「刑事物語」にハマってしまったのですが、デジタルリマスターされて且つ、レンタルに出ているのは一作目だけみたいですね。
詳しい事はわかりませんが、2作目以降も見たいです。ぜひ2作目以降も店頭に並べて頂きたいです。
武田鉄矢さんの自叙伝読んでみました。
「母に捧げるバラード 」
誕生から、34歳までの出来事が綴られていました。母のイクしゃんの肝っ玉ぶりが凄かったですよ。案の定、父親が飲んだくれで、貧乏で母が大黒柱の役割という漫画みたいな家族でした。めちゃくちゃです。
特に面白かったのは、鉄矢さんの青春時代のお話です。
気が多くて、告白しまくりのフラれまくりのこれまた漫画みたいなお話でした。
付き合い始めて4ヶ月、あれだけ愛らしかった彼女が少しも笑い声を立てなくなった。ですとか、生々しいけれど、あるあるネタが満載。
太宰治の『恍惚と不安』についてもうろ覚えで書かれています。
「愛とはなにか。男女が公園でお月様がきれいねぇ等とささやき合うのは、あれは合体したいという欲求であって、愛ではありません。
愛とは、相手が7度まちがえても、その70倍を許す覚悟です。私たちは2度でも危ない。ならば愛とは....そう神のみにある感情です。薄汚い人間がたやすく口にする言葉ではありません。」
こういった太宰治の言葉を、失恋後の自分への言い聞かせにしている心の屈折具合がたまりませんでした。
今度から、月を見たら夏目漱石先生より、こちらを思い出してムフッとしてしまうかも。笑
楽しくてハートのある一冊でした。
詳しい事はわかりませんが、2作目以降も見たいです。ぜひ2作目以降も店頭に並べて頂きたいです。
武田鉄矢さんの自叙伝読んでみました。
「母に捧げるバラード 」
誕生から、34歳までの出来事が綴られていました。母のイクしゃんの肝っ玉ぶりが凄かったですよ。案の定、父親が飲んだくれで、貧乏で母が大黒柱の役割という漫画みたいな家族でした。めちゃくちゃです。
特に面白かったのは、鉄矢さんの青春時代のお話です。
気が多くて、告白しまくりのフラれまくりのこれまた漫画みたいなお話でした。
付き合い始めて4ヶ月、あれだけ愛らしかった彼女が少しも笑い声を立てなくなった。ですとか、生々しいけれど、あるあるネタが満載。
太宰治の『恍惚と不安』についてもうろ覚えで書かれています。
「愛とはなにか。男女が公園でお月様がきれいねぇ等とささやき合うのは、あれは合体したいという欲求であって、愛ではありません。
愛とは、相手が7度まちがえても、その70倍を許す覚悟です。私たちは2度でも危ない。ならば愛とは....そう神のみにある感情です。薄汚い人間がたやすく口にする言葉ではありません。」
こういった太宰治の言葉を、失恋後の自分への言い聞かせにしている心の屈折具合がたまりませんでした。
今度から、月を見たら夏目漱石先生より、こちらを思い出してムフッとしてしまうかも。笑
楽しくてハートのある一冊でした。
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