ウソから始まる恋と仕事の成功術
世の中ウソつきが多いですね。
こうなったらウソつきは泥棒の始まりではなく、ウソつきは泥棒にしてしまえばいいんです。
というのも、防犯カラーボールというのを一度でいいから泥棒に投げつけてみたいんです。小学生の頃、昼店などで「鬼の的当て」がありました。お腹に当てると鬼が金棒を振り上げてくれるゲームです。今まで投げ続けてきたのは練習であり、防犯ボールこそが本番だと思っています。
今まで鬼のお腹に命中させてきましたが、どんな時も鬼は止まってくれていました。これがもし動きの早い泥棒とあればボールを当てるという行動は格段に敷居が高くなってしまいます。泥棒が逃げてくれればまだ良いですが、泥棒が刃物など持ってこちらに向かってきたらどうしましょう。私は、防犯ボールを持ったまま逃げねばなりません。こういった事から、まずはボールを持って走る練習からはじめなければいけない事がわかりました。走らなければいけないと思うと急に防犯ボールが投げたくなくなりました。ウソつき=泥棒という定義をなくせば、防犯ボールを頻繁に投げるチャンスは失われるものの、刃物を持った泥棒に追いかけらる機会が格段に減るという事に気がつき、やっぱりウソつきは泥棒という極端な意見は間違えである事にたった今気がついた次第です。

...すいません色々ウソをついてました。
鬼の的当てで命中させてきたと書きましたが、本当はたまにしか当たりませんでした。カッコつけました。
私こそが泥棒です。防犯カラーボールを自らの手で握りつぶしたい。
あぁ、やっぱりウソです。

前フリが長くなってしまいましたが、ウソが一切ない世界のお話です。
「ウソから始まる恋と仕事の成功術 」
ウソがない世界なのでフィクションやお世辞、社交辞令も全くありません。
「あ〜 いけない。終電逃しちゃったね。」的な事もありませんから、駆け引きもなし。「君と寝たい。」「あなたはタイプじゃないしブサイクだから寝たくない。」と恋愛のごにょごにょ面倒臭い事も一切ありません。笑
映画の中でコーラのCMも登場しますが、ウソがない世界なので「砂糖がたくさん入った水。体には良くなく肥満の原因にもなりますが、有名だから買って下さい。今回は子ども受けを狙ってシロクマの柄を缶にいれました。」とか。
このウソのない世界で、仕事もできず、お金もなく太めでモテない中年サラリーマンがある日「ウソ」を発明するんです。
「ウソ」という言葉もないし概念もない世界なので、彼の言うウソは全て真実だと周りは受け止めます。
はじめは自分の欲の為にウソをつきますが、死にそうな母の為に死後は素晴らしい世界が待っているなどと、慰めの嘘をついたりして周りが喜ぶようになるんです。そこから宗教的な出来事が始まったりとスケールが大きくなっていきます。
自分を守るウソ。人を慰めるウソ。儲ける為のウソ。人を喜ばせるウソ。人を傷つけてしまうウソ。
「ウソ」について考えるなかなか深いコメディでした。

ロブ•ロウの嫌味な上司役はハマりすぎてました。

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