怒り

2014年6月29日 読書
「怒り」 吉田修一 上下巻
人を好きだとか大切にしたいという事が相手を信じる気持ちに繋がる訳ではないという事。
冒頭で殺人事件を放り込んできておきながらのライトな結末だからこそ、人間模様が際立ちました。
人間、やっぱり自分が一番かわいくて、自分の思い込みを一番信用しているのかもと考えさせられました。
心にチクリときました。

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