うつせみ

2014年6月13日 映画
キム・ギドク監督の「悪い男」がツボに入ってしまったので続けて同じくキム監督の作品を観ました。
「うつせみ」
留守宅に勝手に人様のお家に侵入して、物を盗む訳でもなく家主が帰宅するまで生活する主人公のバイク青年テソク。そんなテソクが留守だと思って侵入した家には夫からDVを受けた後の人妻がひっそりといたんです。
そんな2人が出会い、2人でよその留守中のお家で日常を過ごすお話。
私もここまで書いて、何を書いているんだろうといった気持ちが湧かなくもないですが、ツッコミを入れさせる余地のないような監督の独特の世界観なんです。
そして、この2人ほとんど言葉を発しません。この絶妙な間。
「悪い男」と同じで言葉ではなく行動のみで気持ちを示す主人公。監督の美学なんでしょうね。漢です!
ラストは、まさかの凄いオチでなんだか笑がこみ上げてきました。笑
ワールドに引き込まれましたね〜。

どちらかというと「悪い男」の方が好きですが、こちらも面白かったです。
キム・ギドク監督作品全制覇したいです。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索