16歳の合衆国

2014年5月13日 映画
えっ?どうせライアン・ゴズリング目当てでしょって?
はい。その通りです。若~いゴズ様が見れます。
ジャケットの一番前の赤いパーカー着た少年がゴズ様です。
「16歳の合衆国 」
ゴズ様は悲しい役が多いですね。人形と生活してみたり、妻に見切られた夫であったり、せっかく射止めた妻が痴呆になったり、銀行強盗したり、大統領候補に裏切られたり裏切ったり、鑑賞した中で唯一思い浮かぶ楽しい役は「ラブ・アゲイン」のパーフエクトボディの男性役。いざその時になると「きゃぁ、あなたの身体はフォトショップ!?」なんて女性に驚かれていて面白かったです。

横道それました。ハイ。
今回の「16歳の合衆国 」のゴズ様の役は、恋人の知的障害の弟を殺してしまう16歳の少年リーランド。
虫も殺せないような少年がいったいどうして人を殺害したのかと周囲は問いただしますが、その時の瞬間が思い出せないというリーランド。
少年から青年になろうとするこの思春期に加え、彼の心の繊細さと父親との確執、旅先で出会ったマダムによる感化、彼女に対する恋心等が次第にダークサイドへと自分を追いつめていきます。

悲観的な性格のリーランドですが、少年院の教師に少しずつ心を開いていきます。リーランドが語ることによって、少年院の教師も気づかされる事が多々あります。
重いテーマを丁寧に描いています。

ゴズ様の思考の深い少年役もハマってましたが、ケビン・スペイシーのインテリで嫌味な父親役もハマってました。笑
ミシェル・ウイリアムズが長女役ですが、この長女の彼氏がめちゃくちゃ優しくてハンサムなのですが報われずで悲しかったです。
殺人を犯した少年のお話ですが、血しぶきが出たりといった描写がなく綺麗な映像だけでお話が進んでいくので一層切なかったです。

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