「レボリューショナリー・ロード」 燃え尽きるまで

タイトルだけ見るとなんだかF-1レースの映画みたいですが、タイタニックの二人が11年ぶりに再び共演した映画です。
なんでもケイト・ウィンスレットがディカプリオを2年半かけて口説いて出演させたらしいですね。

時代は1950年代のアメリカ。
一見理想の夫婦に見える二人ですが、仕事に疲れた夫は不満だらけ。家にこもりっきりの妻のストレスも限界。
不機嫌と不機嫌との戦いです。とにかくケンカ!ケンカ!ケンカ!
久しぶりに映画を観て心が荒みました。
私は男性とここまで激しくののしりあった経験がないもので、なかなか感情移入はできませんでした。お互いの言いたい事はわかるんですけどね。

一生懸命働いているけれど、どこか思いやりにかけた夫と、夫を思いながらも夢見がちで、どこか抜けている妻。どちらかが一方的に悪い訳ではないので、見ていてより切ない気持ちが増しました。
妻が過去の写真を見て良かった二人の事を回想するシーンからの夫が現在浮気をしているシーンの繋げ方がなんともシュールでした。
その後もタイタニック沈没以上の沈没でした。悲しい。

これは、お互いの譲歩でどうのこうのというよりも、お互い相手とタイミングを間違えたと思いたい作品でした。

なかった事にしてください!

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索